工務店の選び方・見分けるポイントA

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良い工務店の選び方・選ぶポイントA

5.加工ができる環境、作業場があること

 

プレカットが主流となった近年では、
作業場を持たない工務店も増えてきました。
それ自体が悪いわけではありませんが、
作業場のある工務店を選ぶことをおすすめします。

 

 

作業場を持たない工務店の仕事内容は、
ざっくりと言うと、『建材を発注し、それを現場で組み立てるだけ』です。
建築業者というよりは、組み立て業者に近いと言えるかもしれません。
そういう工務店では、良い職人は働いていません。

 

 

プレカットのみを扱っている工務店でも、
プレカットでは対応できない構造材や造作材、
お客さんのイレギュラーな要望などの加工は作業場で行います。

現場加工をすることもありますが、
仕事の精度は、環境の整った作業場加工にはかないません。

 

加工

 

作業場のない工務店は規格の範囲内でしか仕事ができず、
臨機応変な対応力に乏しい傾向にあります。
ただ、その分を価格に反映させている場合もあるので、
検討する価値がないというわけではありません。

 

 

6.大工の雇用形態を確認する

 

工務店大工の雇用形態は2種類あり、
『常雇(じょうよう)大工』『手間請け大工』に分かれます。

 

 

常雇大工は、正社員のようなもので、
工務店は仕事が忙しくないときでも、給料(手間)を支払います。
そのため、ある程度腕が良くなければ、
常雇大工として受け入れられません。

 

 

手間請け大工は、契約社員のようなもので、
ひと現場毎に契約をし、施工と管理を請け負います。
“一人親方”などと呼ばれたりもしますね。
どちらが担当になるかは、通常、聞かなければ教えてくれません。

 

 

よく、「常雇大工は手間請け大工より腕が良い」と言われますが、
実際には、そういうわけではありません。
手間請けの中にも腕の良い職人はたくさんいます。
手間請け大工は、常雇で修行をした大工が独立した状態でもあるからです。

 

 

ですが、工務店に常雇してもらえない大工が混じっていることや、
工務店側が腕の良し悪しを把握できていないことが多いので、
あたりはずれがあります。
その工務店における建築の理解度や熟練度も、
どうしても低くくなってしまいます。

 

 

また、腕の良い大工が手間請けをしている理由は、
“その方が儲かる”という理由が第一にあげられるので、
仕事の質よりも、「早くこの現場を終わらせて次の現場」という意識が強く、
丁寧に高い品質の家を建ててくれる期待はできません。
注文住宅を任せるのであれば、常雇大工をおすすめします。

 

 

7.大工の定着率を確認する

 

工務店の良し悪しは、
大工の定着率でも判断することができます。
大工は一般的な会社員とは違って、
あちこちの工務店を転々と移動できる職業です。

 

 

ですから、現場の職人に好かれない工務店に、
大工が長く居つくことはありません。
工務店の良し悪しを判断できる重要なポイントです。
「大工さんたちはここに来てどれくらいになるんですか?」
と聞いてみてください。

 

 

できれば10年以上が望ましいところですが、
私の感覚では、平均して5年もいれば長い方です。
“大工の定着率が高い=良い工務店”と覚えておきましょう。

 

 

8.現場見学会で現物を確認する

 

工務店との契約は、必ず現物を見てからにしましょう。
現場見学会は可能であれば、
構造見学会、完成見学会、引渡し済みの現場の
3現場を見せてもらいましょう。

 

 

構造見学会は、家族の安全に直結する部分です。
構造材や耐震金物が見えている状態で、
部材のはたらきや災害時の想定など、
気になることはなんでも聞いておくと安心できます。

 

構造

 

その時、担当者の建築に対する理解度も確認しておきます。
質問に対して、担当者がうまく答えてくれない = 理解していない
のであれば注意をする必要があります。

 

 

その理由として、同じ構造材や金物を取り付けるだけでも、
取り付け方によって、家の耐震性能に違いがでてきます。
構造の理解度が低い人間はひどい場合、
検査後に施工の邪魔だからといって、はずしてしまう人もいるくらいです。

 

 

建築技術が確立している今日においても、
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その原因として、こういった部分が深く関係しています。
建築関係の仕事は、資格をとくに必要としない職業であるため、
知識のない人間もたくさん働いています。
適切な知識をもった担当者を見つけることが望ましいです。

 

 

完成見学会に行く理由は、
資料や施工写真だけでは印象が異なる場合があるのでその確認。
プロの写真家の撮影加工技術には驚かされます。
引渡し後の現場では、
引渡し後も、良好な関係を築いている工務店なのかを確認します。

 

 

現場見学会がない工務店であっても、工事中の現場をみせてもらいましょう。
頼んでも現場を見せてくれないのであれば、
何か見られたらまずい理由があると考えてかまいません。
これから数千万円を支払う人に対して、現物を見せないのは考えられないことです。

 

 

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