ローコスト住宅づくりで失敗しないためのポイント3

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1,000万円台でローコスト住宅を建てるには

40坪以上あるような家を
1,000万円台で家を建てられれば、
十分にローコスト住宅と言えるでしょう。

 

では具体的に
どのようなコストのための
削減テクニックがあるのでしょうか。

 

最小限の部材でローコスト住宅を建てるポイント
最小限の部材でローコスト住宅を建てるポイント
柱や壁など家に必要な具材は、
住宅に耐久性や
耐震性を持たせる意味でも重要
です。

 

しかし最小限の部材に絞ることで、
機能性とコストを両立させられます。

 

1本柱の家にする
日本には大黒柱という言葉がありますが、
その柱を1本だけ用いた、
いわゆる1本柱の家を作る方法です。

 

方法論としては四つのポイントがあります。

  • 風や地震の横揺れに対抗する耐力は外壁が担当する
  • 木造の梁は2間は飛ばせるので、外周部以外の柱は通常10本以上のところ1本まで絞ることができる
  • その1本柱から出る大梁も通常8分のところ4本まで絞ることができる
  • 構造上必要な柱が少なければ、家でも少なくすることができる
  • 大量を少なくすることで工期も短縮でき職人の人件費も削減できる

この1本柱と4本梁は、
家の内部に露出して使用できるので、
日本建築独自の木の加工を
演出することが可能です。

 

これだけの建材でも、
100平方メートル前後の家に対してならば、
十分な耐久性や
耐震性を持たせることができます

 

一枚壁の家にする
次に考えられるのが枚壁の家です。

 

家全体を一体化した大空間として
使用することを考えており、
壁を少なくすることで
家族のプライバシーは
あくまでも最低限のものになっています

 

家の中は1枚の壁のみで仕切られます。

 

その壁の中にトイレや風呂なとの
プライベート性が必要な空間を設置します。

 

構造的には1枚の壁の中にある柱と梁が、
耐久性や堅牢性のために
重要な役割を持っています。

 

この1枚壁の家ならば、
7メートル四方のワンフロアに
必要な壁は7メートル程度にしかなりません。

 

普通の家で同じような広さの家であれば、
壁の長さは
合計で20メートルぐらい必要です。

 

つまり家に必要な壁の長さを
1/3にすることで、
材料代も工期も短縮できるのです。

 

1,000万円台のローコスト住宅の実例
では1,000万円台で建てられた
ローコスト住宅には
どのようなものがあるでしょうか。

 

一つ実例を提示してみます。

 

「中庭のある家」

 

鉄筋コンクリート造 面積30坪 総工費2,000万円

 

この住宅は
元田んぼの敷地に建つ
オール電化住宅
です。

 

地盤調査を行った結果、
地下1メートルの深さに岩盤があったことで、
田んぼの上でも家を建てられました。

 

ただし表土等は全て場外搬出を行なっています。

 

外観は施主の要望で
内外共にコンクリート打ちっ放し。

 

中庭はプライベートが確保できますし、
光や風を家の中にもたらしてくれます。

 

コストに関しては匿名入札で開始したものの、
目標金額である1,800万円とは
離れた金額だったので、
競争入札に切り替えました。

 

その結果希望通りの1,800万円で
発注ができた
のです。

 

坪単価60万円ですが、
鉄筋コンクリートの全国平均価格よりは
10万円程度安い価格です。

 

床を除いて仕上げを入れた場所はありませんが、
中庭や吹き抜け、高基礎などに
コンクリートを使う量が多かったことで、
その後ややコストが高まっています。

 

1階は客間と主寝室があり、
さらに居間は吹き抜け空間になっています。

 

そして食堂や体面キッチンがあります。

 

床下には床下収納を設けています。

 

2階は吹き抜けに面して、
数々の個室が合体する大空間となっています。

 

天井はコンクリート打ちっ放しであり、
屋根の形そのままのフラット形状となっています。

 

巨大な吹き抜けが家の中に
豊かな空間を生み出してくれるので、
コンクリート打ちっ放しでも
無機質さを感じることはありません。

 

結果的には、吹き抜けの効果で
ローコスト鉄筋住宅でも、
十分に家の中を広く感じさせることができました。

 

壁を最小限に抑えたこと、
仕上げを最小限に抑えたことが
ローコスト住宅を実現
しています。

 

床下収納を多めに備え付けているので、
開放感のある家でも
十分に収納スペースを確保できています。

 

 

家さがしの時は風水の良し悪しにも気を配る
家さがしの時は風水の良し悪しにも気を配る
人によって気にすることはないかもしれませんが、
風水に気を配って家を建てるというのも
大切な考え方の一つです。

 

売地の場合は前面道路が鬼門(北東)
もしくは裏鬼門(南西)
ということがあります。

 

風水ではこのような方角の土地に
家を建てるとをしていると、
玄関までも鬼門
もしくは裏鬼門になってしまうので
あまり良いとは言えません。

 

中古住宅でも建物の平面計画を見ると、
風水で言う凶相になっていることがあります。

  • 台所やお風呂トイレが北東の鬼門や南西の裏鬼門にある
  • 鬼門もしくは裏鬼門の外壁に欠けがある
  • 廊下階段が家の中央に存在している

こういった住宅は風水では
とても良いものとは言えません。

 

設計事務所によっては
顧客の要望に応じ、
風水まで加味して住宅の設計を行ってくれます。

 

本当のローコスト住宅を考える。安くて良い家とは

 

高くて良い家と安くて良い家。

 

そのどちらが良いのかと考えれば、
多くの人の欲求の中には
「安くて良いものを買いたい」
という願望が本能的なものとしてあるでしょう。

 

そこで本当に「良い」と感じられる
家の条件について
も触れていきます。

 

良い家とは全方向に広がりのある家である
良い家とは気持ちよさを感じさせてくれる家です。

 

それは「気」を外から運んできてくれる家であり、
つまり空気が出入りしやすい家である
ということです。

 

そのためには空気が循環すること、
つまり横への広がりだけではなく、
吹き抜けなど縦への広がり
感じられる家でなくてはいけません。

 

土地が狭いので、
大きな部屋が造れないということもあります。

 

そんな時はぜひ縦への広がりを意識して
高さのある家を作りましょう。

 

吹き抜けには

  • 日当たり
  • 風通し
  • 換気
  • 広がり
  • 家族のコミュニケーション

を高めてくれる効果があります。

 

大工の体験談
これも私のエピソードですが、
かつてこんな事がありました。

 

その家は台東区のお客様で、
2階にリビングがある家でした。

 

作りはいわゆる狭小住宅で
土地が25坪くらいしかなかったんです。

 

そこでごみごみしないように、
南側を見ている窓がある2階をリビングにして、
その南側の窓をハイサイドウィンドウにして
大きくしていました。

 

なおかつ2階にはバルコニーまで付けて、
天窓を入れて
いました。

 

特にお金を掛けて電動で
天窓が開くっていう仕様なっていました。

 

その結果施工で天井高は
4m近いものになりましたね。

 

かなり工夫した造りにしましたが、
お客様からは凄く感謝されました。

 

どんな点が特に感謝されたかというと、
日差しがたくさん入ってくるので、
気持ちも身体も凄い活性化して、
自分自身の力がみなぎるということでした。

 

2階はリビングとダイニングキッチンが
ワンルームでオープン型だったのですが、
細胞が活性化する
みたいな事まで言われていました。

 

この時ほど
職人冥利に尽きる事はなかったですから、
ぜひそういった感謝される仕事を
またしたいと思っています。

 

家を得するための大空間の創出の仕方

 

ローコスト住宅では
どうしても家の大きさは妥協せざるを得ません。

 

しかし狭いながらも
できるだけ広がりを確保したり
広く感じさせたりするための演出は可能です。

 

そのためのポイントは4つあります。

  • 壁は最小限にして、トイレお風呂など水回りもしくは納戸や食品庫など収納のみに備え付ける
  • 備え付けの建具も、トイレお風呂など以外にはあまりつけない
  • 天井からのをできるだけ作らず上部を解放する
  • 1階と2階の仕切りをできるだけ少なくし、吹き抜けや透ける建材を用いる

これらの手法を取り入れれば
コストを削減しつつも、
広々とした開放感を演出できます。

 

また家の中が見通せるので、
親子や家族のコミュニケーションが
取りやすくなります。

 

可動性のある家の作り方

可動性のある家の作り方
個室をたくさん作ろうとすると、
どうしても壁で仕切らざるを得ません。

 

しかし日本古来の柱と梁の住宅であれば
壁を少なくし、
仕切りをふすまや障子などにすれば、
開放して大空間を作り上げることができます。

 

さらに家を建てる時には、
広さを感じさせるために外との関係を
重要視することも必要です。

 

外の空間と家の広がりとは、
つまり借景として外の風景を取り込むことで
広さを感じさせることなのです。

 

借景ができる家は風通しも良くなり、
自然との関係も良いものが保てます。

 

安くて良い家建てようと思ったら風通し、
特に上部に風通しができる設備を設置しましょう

 

吹き抜けや天窓以外にも、
電動シャッター・電動窓でもいいです。

 

上部から風通しを行える家は
開放感も広がりも感じられ、
夏でも涼しくて快適です。

 

流行の高気密・高断熱の家は
確かに機能性が高く、
家を建てる地域によっては
そのような住宅を選ばざるを得ません。

 

しかし関東地方など、
四季折々の変化が感じられる気候であり、
また高温多湿な地域であれば、
風通しの良い住宅を作ることこそが
生活コストの削減にもつながる
のです。

 

木の匂いを感じられるようにする
自然素材を用いることで
家に癒しの効果をもたらすことができます。

 

薬品をたくさん用いた素材で作った住宅は、
シックハウス症候群を招き、
人間の健康に害をもたらします。

 

天気やワックスビニール合板などの
見せかけの人工的な建材は
できるだけを用いずに
自然から採取した木や石といった素材で
家を構成することを考えましょう。

 

大工の体験談
木材を使えば消臭効果があり、

 

また木の匂いも家に良い効果をもたらします。

 

マイナスイオンを発生させてくれるものもあります。

 

これも私の体験談ですが、
お客様で
ヒノキにこだわってる人がいらっしゃいました。

 

その方はお風呂も
ヒノキの浴槽にしたいという要望があり、
コストは掛かりましたが、
ヒノキにしましたけど、
ヒノキはどうしても今は防火地域などでは
構造体には使えません。

 

特に東京23区の場合はそうですね。

 

ですが、装飾材でヒノキを全部使ったんです、
建ててみると本当に気持ちの良い空間が出来ました。

 

コストは上がって「安くて」とは言えないんですが、
適度な価格の良い家になりました。

 

ヒノキを使うっていうのも
やっぱり良いな
って思いましたね。

 

今でもログハウスが一定のシェアを取ってますから。

 

ログハウスも注文住宅ならば建てられます。

 

>>ローコスト住宅とは
>>ローコストで住宅を建てる手法とは


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