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広島の注文住宅おすすめのハウスメーカー・工務店

広島の注文住宅おすすめのハウスメーカー・工務店

出典:トータテハウジング

こちらの記事は、広島県で注文住宅を建てることを検討している方に向けたものです。注文住宅は考えることや決めることが大変多い上、ほとんどの方が人生で初挑戦する一大プロジェクトです。注文住宅で鍵となるのは資金計画ですので、この記事ではどのくらいの費用がかかるのか相場をお伝えするとともに、広島県で利用できるハウスメーカーもご紹介します。

  1. 広島の注文住宅での相場
    1. 【土地あり】注文住宅の場合
    2. 【土地なし】注文住宅の場合
    3. 注文住宅の総費用の算出方法
    4. 【土地あり】【土地なし】の住宅ローン返済比較
  2. 広島の注文住宅ハウスメーカーおすすめ【5選】
    1. タマホーム
      1. 主力商品「大安心の家」
      2. コストダウンの施策
      3. 坪単価
        1. 評判
    2. ヤマト住建
      1. 断熱材の厚さが選べる
      2. 豊富な屋上庭園の実績
      3. 制震ダンパー「evoltz(エヴォルツ)」
      4. 初期費用なしの太陽光パネル
      5. 坪単価
      6. 評判
    3. 住友林業
      1. フローリングの種類が多い
      2. オイル塗装
      3. 外構提案力の高さ
      4. 鉄骨造並みの大開口・大空間
      5. 吹き付け塗装の外壁
        1. シーサンド
        2. SODO
      6. プラン作成に5万円
      7. 保証体制
      8. 坪単価
      9. 評判
    4. 創建ホーム
      1. 「創建品質」を支える3本の柱
        1. 1.理想を叶えるデザイン
        2. 2.強く、高品質な家
          1. 「耐震等級3+α」の家
          2. 檜(ひのき)ストロング構法
          3. FIT断熱
        3. 3.安心と信頼の企業力
      2. 全館空調システム「FITAIR」
      3. 60年保証システム
      4. 坪単価
      5. 評判
    5. 日興ホーム
      1. 高い設計自由度の「テクノストラクチャー」
      2. 構造計算で強度を確認
      3. 土地に強い
      4. 納得の低価格
      5. 保証体制
      6. 坪単価
      7. 評判
  3. 広島の注文住宅でローコストのハウスメーカー【3選】
    1. DASHホーム
      1. コストダウンの施策
      2. 構造と耐震性
      3. 断熱性
      4. 耐火構造
      5. 60年点検保証
      6. 坪単価
      7. 評判
    2. KOUKEN
      1. 最小限の広告費でコストダウン
      2. 構造
      3. 換気システム
      4. 商品ラインナップ
      5. 点検は永年無料
      6. デメリット
      7. 坪単価
      8. 評判
    3. 西本ハウス
      1. 女性目線で家づくりをお手伝い
      2. 商品ラインナップ
        1. 完全オーダー注文住宅
        2. セミオーダー住宅
      3. コストダウンの施策
      4. 坪単価
      5. 評判
  4. 広島の注文住宅でおしゃれなハウスメーカー【3選】
    1. トータテハウジング
      1. 高いデザイン性
      2. 選べる構造
      3. 最高水準の断熱性
      4. 坪単価
      5. 評判
    2. ライフデザイン・カバヤ
      1. おしゃれな外観の注文住宅にする3つのポイント
        1. 1.住宅の形状
        2. 2.窓の形状・大きさ・配置
        3. 3.外壁材の色と素材
      2. 坪単価
      3. 評判
    3. アイデザインホーム
      1. 品質と性能へのこだわり
        1. 気密性
        2. 断熱性
        3. 換気システム
        4. 全棟で省エネ診断
        5. 耐震等級3の徹底
      2. 商品ラインナップ
      3. オプション
      4. 坪単価
      5. 評判
  5. ハウスメーカーはどのように決める?
  6. まとめ:家づくりの要は予算と優先順位

広島の注文住宅での相場

広島の注文住宅での相場

出典:広島観光協会

まずは広島県で注文住宅を建てる場合の相場感をつかむために、【土地あり】と【土地なし】に分けて費用の相場について解説します。参考にしたのは、住宅金融支援機構の2022年度利用者調査です。

【土地あり】注文住宅の場合

まずは【土地あり】注文住宅について見ていきます。【土地あり】とは既に土地を所有しており、建物の費用がかかるだけのタイプです。広島・大阪・全国平均で比較した結果、広島県の【土地あり】注文住宅費用は全国平均と大差はなく、住宅面積は38坪弱で建設費は4,000万円をやや下回る結果となっています。
【土地あり】注文住宅の相場

費用項目地域住宅面積建設費※敷地面積
注文住宅広島125.2㎡
(約37.9坪)
3,856.7万円309.1㎡
大阪126.4㎡
(約38.3坪)
4,125.2万円179.4㎡
全国122.8㎡
(約37.2坪)
3,715.2万円321.7㎡

※建設費とは、“主体工事費、主体工事に付随する電気、給排水、ガス設備、太陽熱温水器の各工事費、設計費、工事監理費、除却工事費、屋外附帯工事費、その他必要な費用の合計額(予定)”です。

出典:住宅金融支援機構
参考:住宅金融支援機構

【土地なし】注文住宅の場合

次に、【土地なし】注文住宅についてです。【土地なし】とは、土地の購入費と建物の建設費の両方をフラット35で借り入れている契約が対象となります。【土地なし】においても広島県の結果は全国平均と大差はありませんが、建設費は550万円程度安くなった代わりに土地取得費が1,000万円以上上乗せされ、土地と住宅の合計費用は4,457.4万円となりました。

これは【土地あり】と比較すると約600万円の追加出費となり、建設費を抑えても【土地あり】と同等まで費用を下げることは非常に難しいことが窺えます。大阪と全国平均においても同じことが起きており、土地の購入が必要になることは厳しい予算運営を迫られることを意味すると言えます。

【土地なし】注文住宅の相場

費用項目地域住宅面積建設費敷地面積土地取得費
注文住宅

土地
広島116.4㎡
(約35.3坪)
3,299.8万円227.6㎡1,157.6万円
大阪110.8㎡
(約33.6坪)
2,997.9万円141.1㎡2,052.4万円
全国111.5㎡
(約33.8坪)
3,194.6万円237.0㎡1,499.5万円

ここで、広島県内の代表的な地域の地価についても少し触れておきます。具体的には、広島市・府中町・呉市の3地域について、2024年の公示地価と、それをもとに30坪と40坪の土地取得費をシミュレーションしてみました。

現状、広島県全体として地価はやや上昇傾向で、特に市街地やその周辺で数%程度上がっています。
【土地なし】で静岡と東京を比較すると、建設費は静岡の方が360万円程度高く、その分住宅面積は15㎡程広く、敷地面積は東京の2倍以上です。それにもかかわらず土地取得費は半分以下となっています。全国平均と比較しても静岡の敷地面積はやや広く、土地取得費は300万円以上安いという結果になっています。
【広島県内の地価と想定土地取得費】

地域地価/坪土地取得費/30坪土地取得費/40坪変動率
広島市97.1万円2,913万円3,884万円+2.63%
府中町57.7万円1,731万円2,308万円+3.56%
呉市26.5万円795万円1,060万円-0.62%
福山市21.7万円651万円868万円+1.99%

参考:土地代データ

注文住宅の総費用の算出方法

土地と建物の相場が少し分かってきたところで、土地も含めた注文住宅の総費用の算出方法を解説します。大きく分けると費用は土地と建物の2つのみですが、建物の方は内訳が少々複雑で、頻繁に使用される「坪単価」という概念については注意が必要です。

■土地を含めた注文住宅総費用の算出方法
・土地:坪単価×坪数(または、㎡単価×㎡数。1坪=約3.3㎡。)
・建物:坪単価×坪数(延べ床面積)

住宅の価格をやり取りする中でよく「坪単価」が使用されますが、坪単価とは建物価格を坪数(延べ床面積)で割った金額です。
例)4,000万円(建物価格)÷40坪(延べ床面積)=100万円(坪単価)
つまり、その逆の計算をすれば、坪単価から建物価格を求めることができます。
例)100万円(坪単価)×40坪(延べ床面積)=4,000万円(建物価格)
ただしここで注意が必要なのは、建物の坪単価は建物価格のみで、これ以外に付帯工事費と諸費用がプラス3割程度かかるということです。
建築総費用=建物価格(70%)+付帯工事費(20%)+諸費用(10%)
※内訳の比率はあくまで目安で、施工会社や工事内容により異なります。
建物以外にかかる付帯工事費や諸費用には、具体的には以下のような費用が含まれます。

  • 付帯工事費
    • 解体・伐採、造成・整地工事、地盤調査・地盤改良工事
    • 仮設トイレ
    • 外構工事
    • 電気・水道・ガスの引き込み工事
    • 照明器具・カーテン・エアコン工事
  • 諸費用
    • 地鎮祭・上棟式の費用
    • 建築確認申請費用
    • 建築工事契約時の印紙税
    • 登記費用(登録免許税、司法書士報酬)
    • 不動産取得税
    • 設計監理費

つまり、建物価格に付帯工事費と諸費用を加えた建築総費用を算出するには、以下の計算式を用いて3割上乗せする必要があります。資金計画には余裕を持って臨みましょう。

・建築総費用:坪単価×坪数(延べ床面積)÷0.7

この後の章では、広島で注文住宅を建てられるハウスメーカーや、その坪単価もご紹介します。上の式に坪単価を当てはめれば、大まかな総額を計算することができます。

【土地あり】【土地なし】の住宅ローン返済比較

この章の最後に、【土地あり】【土地なし】の住宅ローン返済で、月々どのくらいの出費が発生するのか見てみましょう。
【土地あり】注文住宅

費用項目地域返済予定額/月総返済負担率手持金
注文住宅広島99,400円20.3%781.5万円
大阪114,200円23.3%767.7万円
全国102,500円21.9%641.2万円

【土地なし】注文住宅

費用項目地域返済予定額/月総返済負担率手持金
注文住宅
+土地
広島122,200円24.7%514.4万円
大阪140,700円26.4%522.9万円
全国131,700円25.6%449.6万円

参考:住宅金融支援機構 2022年度調査(PDF)
参考:住宅金融支援機構 2022年度調査

総返済負担率は、収入のうちどのくらいの割合を住宅ローンの返済に充てているかを表したものです。20%~25%の総返済負担率は、比較的安全に家計をやりくりできる範囲と言われています。月10万円~12万円を住宅ローンの返済に充て、それが世帯月収の20%~25%であれば、広島県民としては標準的な負担率であると言えます。

広島の注文住宅ハウスメーカーおすすめ【5選】

この章では、広島で注文住宅を建てることのできるおすすめハウスメーカーを5社ご紹介します。全国展開するハウスメーカーを3社、広島の地域工務店を2社厳選しました。

タマホーム

広島の注文住宅ハウスメーカー

出典:タマホーム

タマホームはローコスト~ミドルコスト帯のハウスメーカーで、キャッチ―な歌を使用したテレビCMを通じて知名度を上げ、広く知られる存在です。創業のきっかけは、創業者がアメリカに行った際に「日本の家は高すぎる」と感じたことでした。高品質な住宅を低価格・適正価格で提供することを会社のゴールとしています。

主力商品「大安心の家」

タマホームで最も人気のある商品は「大安心の家」シリーズです。輸入材に頼るハウスメーカーが多い中、大安心の家では1棟に国産材を約74%も使用しています。大安心の家には、他にも以下のような特徴があります。

  • 木造軸組工法に耐力面材を追加して強化。
  • ベタ基礎と剛床工法の採用。
  • 最高ランクの耐震等級3を取得。
  • 標準で長期優良住宅に対応。
  • 10年ごとの有償メンテナンスで、最長60年保証。

住宅としての性能は十分に満足できる水準を確保しつつ、それを低価格で提供できるところがタマホームの強みです。

木造軸組工法に耐力面材

出典:タマホーム

コストダウンの施策

高品質な住宅を低価格で提供するために、タマホームは以下のような仕組みを整備しています。
・年間1万棟以上の受注実績による大量一括仕入れ。
・中間業者を排除し、現場を自社で直接管理。
・住宅設備のメーカーや型番を限定。
・独自の流通システム「タマストラクチャー」を構築。
・打ち合わせの人員や回数を限定。
・工期が早く、着工から完成までは数か月。
中でも特筆すべきはタマストラクチャーで、これは森林組合・製材業者・プレカット工場とタマホームが直接つながる流通システムを構築したことで、早い工期と中間マージンの削減に成功しました。

坪単価

40万円~65万円

評判

・価格が安くても品質には問題なかった。
・コスパが良く、性能にも満足している。
・図面と違う施工が複数あり、なかなか手直しがしてもらえない。
・アフターサービスの対応が遅い。
・営業マンの当たり外れが大きい。

ヤマト住建

広島の注文住宅ハウスメーカー

出典:ヤマト住建

ヤマト住建は本社を神戸に構え、営業エリアは東京から広島までの太平洋側の各県をカバーしている中堅ハウスメーカーです。2022年度には年間受注棟数が1,000棟を越え存在感を増しつつあるほか、そのZEH受託率が88%を記録したことで、性能の高さも注目に値します。

丁寧な施工で非常に高い気密性・断熱性の注文住宅を提供しており、ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジーを2009年以来14年連続で受賞するという快挙も成し遂げています。木造で間取り調整の自由度は高い方ですが、大開口・大空間は得意としていません。

断熱材の厚さが選べる

ヤマト住建は商品ラインナップにより断熱材の厚さを変えており、予算や求める断熱性に応じて選ぶことができます。上位商品ではC値が0.5以下とかなり低く、高い気密性を実現しています。実測値ではC値0.1以下の実績も多数あり、非常に丁寧な気密施工を裏付ける結果となっています。
【商品ラインナップごとの仕様】

商品名断熱工法UA値
C値
断熱材の厚さ
エネージュUW内・外W断熱0.28
≦0.5
硬質ウレタンフォーム50mm
ポリスチレンフォーム65mm
エネージュW内・外W断熱0.42
≦0.5
硬質ウレタンフォーム30mm
ポリスチレンフォーム50mm
エネージュN外張り断熱非公開
非公開
硬質ウレタンフォーム40mm

参考:ヤマト住建
参考:ヤマト住建
参考:ヤマト住建

豊富な屋上庭園の実績

ヤマト住建では、屋根と同等の費用で屋上庭園を作れることがメリットのひとつです。屋上庭園は、抜群の眺望と開放感のあるもう1つのリビングや、ドッグランとして使うことができます。周囲からの目線も遮断できるのでプライバシーの確保も容易で、お子さんの遊び場としても安全で最適です。
屋上庭園は、施工経験に乏しいハウスメーカーに依頼すると雨漏りのリスクが高く危険ですが、ヤマト住建にとってはお家芸で、累計27万棟での採用実績があるため、安心して任せることができます。標準で10年6ヶ月保証の金属防水を採用しており、オプションでは30年保証の防水工法も提供可能です。

豊富な屋上庭園の実績

出典:ヤマト住建

制震ダンパー「evoltz(エヴォルツ)」

ヤマト住建では、油圧式制震ダンパーの「evoltz(エヴォルツ)」を標準搭載しています。エヴォルツは震度1の小さな揺れでも作動し、地震エネルギーを吸収することで、建物の倒壊や家具の転倒を抑制します。住宅の構造を頑丈にする耐震だけだと、建物の大きな被害は免れても、内装や家財に大きな損傷が発生することも珍しくありません。制震は、地震の揺れそのものを制震装置で逃がすことにより、住宅内部の破損も防ごうという考え方です。
エヴォルツは自動車のショックアブソーバーからヒントを得て開発されました。100万回の作動耐久試験もクリアし、試験後も性能の劣化がほとんど見られないことから、繰り返しの地震にも有効です。
使用温度範囲は-20~80℃で、真冬・真夏の過酷な壁内温度環境でも、的確に作動することが証明されています。
エヴォルツの配置設計は1棟ごとに計算し、平均的な使用本数は延べ床面積35坪に対し6本となっています。

制震ダンパー

出典:ヤマト住建

初期費用なしの太陽光パネル

ヤマト住建では、ショキゼロRのシステムを利用することにより、初期費用ゼロ円で太陽光パネルが搭載できます。
〇ショキゼロRのメリット
・初期費用ゼロ円で太陽光パネルが搭載できる。
・発電から得た売電収入で分割払いに対応。
・10年で分割払い終了。それ以降、売電収入が得られる。
ショキゼロRはエネルギー効率の高いZEHだからこそ実現できる仕組みです。電気代は上昇傾向、売電価格は下落傾向にあるため、採用するなら早目の決断が効果的です。

坪単価

55万円~80万円

評判

・高性能でコスパが高い。
・宿泊体験で、性能や快適性の高さを実感できた。
・デザイン性は至って普通。
・下請けの施工業者の対応が悪い。

住友林業

広島の注文住宅ハウスメーカー

出典:住友林業

住友林業は木を扱うプロフェッショナル企業として、国内外で木を植え、森林を育成・管理し、木材製品の製造・加工・流通まで幅広く展開しています。住宅事業においては、木の質感を最大限に生かした提案が武器で、平屋・外構・木質感の3つに大きな強みを持っています。

フローリングの種類が多い

フローリングは、内装材の中で直接人が触れる時間が最も長いものです。それだけに、見た目だけでなく足での触り心地が情緒に大きく影響します。住友林業ではフローリングに以下の7つの材種を揃えています。フローリングは、内装材の中では最も時間と予算をかけて選定する価値があります。
・アッシュ
・オーク
・チェリー
・チーク
・ウォルナット
・ジャパニーズ・オーク
・マホガニー
住友林業のフローリングは品質が高いので、その質感や色合いに見合った家具を揃えることも重要です。これにより予算オーバーになりやすいので、予め注意しておきましょう。

オイル塗装

フローリングには、材質から見て主に以下の3種類があります。
・無垢フローリング:無垢材と呼ばれる、100%本物の木材を使用したもの。
・挽板フローリング:厚さ2~3mm程度に切り出した挽板を、合板の上に接着したもの。
・突板フローリング:厚さ0.5mmの薄い木材を、合板の上に接着したもの。
無垢フローリングにするなら、塗装はオイル仕上げがおすすめです。オイル塗装は表面に塗膜を形成しないため、木の肌触りが直接伝わる塗装方法です。日光の反射も穏やかなため、木の質感がより際立ち、目にも優しい仕上がりです。少々の傷であれば、素人でも比較的簡単に補修が可能なことも大きなメリットです。
ウレタン塗装は丈夫な塗膜を形成するため、オイル塗装よりも水に強くメンテナンスが不要というメリットもありますが、触れているのは実は木ではなくウレタンです。光沢が強いため高級感が出ますが、やや滑りやすいことと、補修が困難であることはデメリットです。

オイル塗装

出典:住友林業

外構提案力の高さ

住友林業は外構の提案力が非常に高く、間取りと平行してプランニングすることも特徴です。多くのハウスメーカーではまず間取りを決め、その次に外構をプランニングすることが多いのですが、住友林業は間取りと外構を同時にプランニングすることで、室内からの植栽の見え方まで計算して設計してくれます。
住友林業は、2023年の平屋の受注率が約40%と、圧倒的に高くなっています。平屋は外構や植栽との関連性が2階建てや3階建てよりも強く、住友林業の強みを最大限に発揮できる形態と言えます。
また、住友林業の断熱性・気密性は標準的ですが、間取りや外構の設計で立地条件から太陽光の入り方や風の通り方を計算し、自然の力を加味した総合力で快適性を得るというアプローチを取っています。

外構提案力の高さ

出典:住友林業

鉄骨造並みの大開口・大空間

住友林業なら、幅560mmの柱を使用したビッグフレーム構法により、木造でも鉄骨造並みの大開口・大空間を作ることができます。ビッグフレーム構法は、点で組む木造軸組工法と面で組む2×4工法を融合し、それらの弱点を克服した住友林業のオリジナル構法です。

吹き付け塗装の外壁

住友林業では、外壁は吹き付け塗装が標準です。吹き付け塗装とは、主にスプレーガンなどを用い、圧力で塗料を粒子状にして対象物に吹き付ける塗装方法です。シーリング材などの継ぎ目のない一体感や、微妙な凹凸のある表情が特徴になります。
吹き付け塗装では以下の2種類が選べます。

シーサンド

「海の砂」という名前の通り、素材に貝殻や珊瑚が含まれており、キラキラと光沢のある上品な仕上がり。

SODO

和モダンによく似合うマットで落ち着いた仕上がりで、土壁に似た風合い。
どちらも30年間メンテナンス不要とされており、10年で塗り替えが必要な窯業系サイディングと比較して、高い耐久性を持っています。外壁材は、オプションでタイル外壁も採用可能です。
外壁以外にも、屋根材・防水加工も耐用年数は30年以上で、住友林業の外装はメンテナンス費用を極力抑えた作りになっています。

プラン作成に5万円

住友林業には、独自の「申込制度」と呼ばれるものがあり、敷地調査・地盤調査・設計料として正式契約前に5万円がかかります。小さな金額ではないので、中途半端な気持ちでは依頼できませんが、そのことにより本気度の低い見込み客に時間や手間を割かなくて済むという、ふるいにかけるような機能を持っています。
この5万円は最終的に契約すれば契約金に充当されるので、本気で住友林業で建てるつもりのある方には損にはなりません。契約しない場合は基本的に返金されないので、その点は注意が必要です。

保証体制

初期保証は30年と業界の中ではかなり長く、有償メンテナンスを受ければ最長60年まで保証の延長が可能です。耐久性の高い住宅を供給しているので、イニシャルコストは高めかもしれませんが、メンテナンスコストは低めに抑えることが期待できそうです。

坪単価

80万円~110万円

評判

・木の質感が最高。
・シーサンドコートの色合いが何とも美しい。
・買い手の要望でも、プロ目線で良くないものは却下してくれた。
・打ち合わせ内容の記録漏れが複数回あった。
・しっかりした会社だが、営業には当たり外れがある。

創建ホーム

広島の注文住宅ハウスメーカー

出典:創建ホーム

創建ホームは東広島市に本社を構え、注文住宅で7,000棟以上の施工実績がある地域密着型のハウスメーカーです。高性能な建材や職人の高度な技は現場の監理なくしては発揮されないという思想のもと、現場の監理に徹底的にこだわり抜く姿勢を貫いています。大手ハウスメーカーでも最高ランクの断熱等級7になかなか手が届かない会社が多い中、創建ホームではHEAT20 G3まで対応可能な最高品質の断熱性を確保できます。

「創建品質」を支える3本の柱

創建ホームが大切にする創建品質は、以下の3本の柱から成り立っています。

1.理想を叶えるデザイン

創建ホームはフルオーダーメイド(完全自由設計)・カスタムオーダーメイド(セミオーダー)の注文住宅と、8スタイルのデザインシリーズを取り揃えています。デザインシリーズは、デザイン重視・自然素材重視・防災重視など、それぞれのコンセプトに基づいてシリーズ化されています。
これらの豊富な選択肢から、理想や予算に合わせた商品の選択が可能です。

2.強く、高品質な家
「耐震等級3+α」の家

創建ホームは耐震等級3がゴールではなくスタートラインと考え、「耐震等級3+α」の家を提唱しています。例えば、熊本地震では地震による直接死だけでなく、関連死がその何倍も発生しました。そのことを教訓に、耐震等級3のみで本当に十分なのかという素朴な疑問を投げかけ、被災後も住み続けられる家を追求しました。
そのひとつの答えは耐震性に制震性をプラスすることで、制震ダンパーの「GEOストラクチャー」の採用へとつながりました。

檜(ひのき)ストロング構法

創建ホームは、一般的な木造住宅よりも約20%高い強度を出す、厳選した国産の「スーパーひのき」を使用した「檜ストロング構法」を採用。JAS規格の含水率20%以下よりも厳しい含水率15%以下のヒノキ材を限定して使用し、産地や伐採時期から現場に届くまでの全工程を追跡可能なトレーサビリティも構築しました。

FIT断熱

FIT断熱は、包装なしの断熱材を現場で形状を合わせながら施工する断熱工法です。多くの現場では袋入りのグラスウールを使用しますが、FIT断熱ではより隙間なく施工することが可能です。

〇FIT断熱で使用する断熱材
・壁:高性能グラスウール
・天井:吹き込みグラスウール
・床:ポリスチレンフォーム

FIT断熱

出典:創建ホーム

創建ホームは、現状の断熱等級の最高ランクである断熱等級7と同等のHEAT20 G3まで対応可能で、最高品質の断熱性を確保できる技術があります。

3.安心と信頼の企業力

創建ホームは、高性能な建材だけでは期待する性能は発揮されず、最終的な品質は現場の監理で決まるというのが信条です。営業・設計・コーディネーターが三位一体となってデザインした後は、細部の施工までこだわり、最終的な品質を現場の監理で徹底する体制を整えています。

全館空調システム「FITAIR」

FITAIRは床下から冷暖気が吹き出し、玄関・洗面脱衣室・廊下・トイレまで快適にする全館空調システムです。全ての生活空間が均一な温度に維持でき、健康増進にも役立ちます。

60年保証システム

引き渡し10年目以降は、5年毎の点検と有料メンテナンスで、60年まで保証の延長が可能です。そしてこのような長期保証のサービス体制を維持するために不可欠なのは、会社の長期的な存続に他なりません。
創建ホームは、大手企業格付け会社スタンダード&プアーズより、最高格付けの「aaa」(トリプルエー)を、2017年決算以来7年連続で獲得し続けています。aaaは、評価申請企業のうち上位4%しか取得できないと言われています。aaaを取得できたことは、充実した財務内容と安定した経営状態の裏付けであり、安心して施工を任せられる信頼性の指標にもなることでしょう。

坪単価

60万円~70万円

評判

・安くはなかったが、とても丁寧な仕事をしてくれた。
・経験の浅い若い営業マンだったが、一生懸命取り組んでくれた。
・下請け業者によっては礼儀知らずで、現場が散らかっている。
・退職者が多く、担当がコロコロ変わって困る。

日興ホーム

広島の注文住宅ハウスメーカー

出典:日興ホーム

日興ホームは1971年に創業し、広島市・東広島市を中心に営業展開するハウスメーカーです。年間約100棟、累計1,000棟以上の施工実績があり、地元密着型の企業として、広島の気候風土や地元情報を知り尽くしています。

高い設計自由度の「テクノストラクチャー」

日興ホームは、パナソニック耐震住宅工法の「テクノストラクチャー」を採用しています。テクノストラクチャーでは木と鉄を組み合わせた梁の「テクノビーム」により、耐震等級3に対応しながらも無柱大空間や高い設計自由度を実現できます。
木の梁は長時間経過すると上からの重みでたわむことが知られています。テクノビームは集成材の間にH鋼を挟み、木の弱点を鉄で補ったパナソニックのオリジナル部材です。
テクノストラクチャーを採用した日興ホームの注文住宅では、上階がある場合は間口を最大8m、平屋では最大10mまで広げることが可能です。

テクノストラクチャー

出典:日興ホーム

構造計算で強度を確認

日興ホームは、1棟ずつ詳細な構造計算(許容応力度計算)で住宅の強度を確認しています。最高ランクの耐震等級3は、実は比較的簡易な壁量計算だけでも取得することが可能で、現行法では2階建て以下の木造住宅に構造計算は義務付けられていません。
日興ホームは、あえて緻密な構造計算を全棟で実施することで耐震性と品質を担保し、長期優良住宅にも対応しています。

土地に強い

日興ホームは、土地情報と分譲地の確保数では他の工務店より圧倒的に有利な立場にあります。地元密着型のハウスメーカーとして、これまでに地元の不動産会社と幅広いネットワークを構築し、500区画以上の土地開発の経験も持っています。そのため、多くの候補地から希望に合った土地を提案できるのです。

納得の低価格

日興ホームは、下請け業者を使用しない直接施工で中間マージンを削減し、広告費を最小限に抑えることで大きなコスト削減を行っています。

保証体制

引き渡し10年目以降は有料点検が必要で、最長で50年まで保証の延長が可能。

坪単価

40万円~65万円

評判

・色々とわがままを聞いてもらったが高くない。
・性能は大手ハウスメーカーと大差がなく、満足している。
・アフターサービスが悪い。

広島の注文住宅でローコストのハウスメーカー【3選】

こちらの章では、広島で注文住宅をローコストで建てられるハウスメーカーを3社ご紹介します。

DASHホーム

広島の注文住宅ハウスメーカー

出典:DASHホーム

DASHホームは、福山市に本社を置くローコストハウスメーカーです。シングルマザーでも建てられる理想の住まいや、月々の返済が賃貸アパートより安くなる住まいを掲げ、ローコストでもZEHに対応できる高性能な住まいを提供しています。
150以上のプランからセミオーダーで選ぶことができ、家族向けで28坪程度の間取りなら、税込み1,300万円程度から建てられます。年収300万円以下のシングルマザーでもローン審査通過事例があり、家づくりを諦めていた所得層でも相談してみる価値がありそうです。
時々モデルハウスの販売キャンペーンもやっており、こちらは大変お得です。

コストダウンの施策

DASHホームは、以下のような施策を実行してローコストを実現しています。
・建築棟数のスケールメリットを活用
・全国の工務店と共同仕入れ
・最低限のスタッフ数
・無駄のない打ち合わせ
・的を絞った限定的な広告
・住宅展示場へは出展しない

構造と耐震性

DASHホームがローコストを維持しつつ頑丈な家づくりをするために採用している構造は、木造軸組工法+パネル工法です。柱や梁を点で接合する木造軸組工法に、壁倍率2.9倍の構造用耐力面材を加えることで耐震性を強化。その上、住友ゴムの制震ユニット「MIRAIE(ミライエ)」の搭載で、耐震に制震をプラスしています。

断熱性

DASHホームの住宅は、標準仕様でUA値0.5と、抜群の断熱性を誇ります。通常よりも密度の高い高性能グラスウールを、天井に155mm、壁に100mm、床に80mm施工し、高断熱型Low-E複層ガラスとLow-Eアルミ樹脂複合サッシも採用しています。

耐火構造

DASHホームは、省令準耐火構造で建てています。具体的には、不燃屋根材、防火構造の軒天を使用し、壁・天井には室内間の延焼を防ぐファイヤーストップ材を施工しています。省令準耐火構造で建てると、火災保険料が一般住宅の約半分まで下がるというメリットもあります。

60年点検保証

引き渡し10年目以降は10年おきに有償メンテナンスをすれば、60年目まで無償点検が受けられます。ローコストハウスメーカーでは、60年目まで面倒を見てくれる会社はなかなかありません。

坪単価

40万円~50万円

評判

・アパート暮らしの時より毎月の支払いが減った。
・標準装備でほとんどすべてが揃う。
・本当にこんなに安く建てられるとは思ってもいなかった。

KOUKEN

広島の注文住宅ハウスメーカー

出典:KOUKEN

KOUKENは、広島県西部~山口県東部を営業エリアとする広島市の工務店です。元大工の社長が創業した社員5名程度の小規模な会社で、自由設計で無垢材や漆喰などの自然素材にこだわった家を建てています。

最小限の広告費でコストダウン

KOUKENはハウジングモニター制度による営業活動を主体としており、そのことで広告費を最小限に抑えています。ハウジングモニター制度は、ハウスメーカーが購入者に見学会への協力や広告への掲載協力をしてもらうものです。
購入者側には、広告への協力をすることで、特別価格で住宅を購入できるという特典があります。一方でメーカー側には、少ない広告費で成約率の高い見込み客を発掘できるほか、広告費の大きな節減ができ、本来費用を掛けるべき家そのものに資本を集中投下できるというメリットがあります。ハウジングモニター制度は、このように購入者とハウスメーカーがWin-Winの関係を持つことができるものです。
ネットの口コミは誰でも書き込むことができ、素性が定かではないため信憑性に欠けることもあります。それに対し、見学会では実際に家を建てて住んでいるオーナーから生の声が聞けるので、メリット・デメリットともに正確な情報が得られるのです。

構造

KOUKENが採用している住宅の構造は、在来工法と2×4工法のハイブリッド工法です。設計自由度が高い在来工法と、耐震性・気密性・断熱性に優れた2×4工法の長所を併せ持つ工法で、ZEH仕様もあります。

換気システム

KOUKENは、マーベックス社製の熱交換器付き第一種換気システムを採用しています。第一種換気とは給気・排気ともに機械式ファインで行う方式で、最も優れた換気性能を持つとされています。
さらに、マーベックス社の第一種換気システムはPM2.5を98%除去する吸気フィルターと、熱交換率90%の熱交換器を備えており、非常に高性能です。熱交換率90%とは、例えば外気温0℃、室温20℃の時に、外気を18℃まで暖めてから室内に給気することを意味します(温度差20℃×90%=18℃)。これは業界でもかなり効率が高い方になります。

商品ラインナップ

KOUKENは、商品ラインナップとして以下のスタイルを取り揃えています。ホームページには各スタイルでサンプルとなる建物の間取りや本体価格、月々の支払額まで記載があり、価格が明朗です。
・アーバン
・フリー
・ココペット
・アーリーアメリカン
・シンプル
・コテージ
・スマート
・ジャパニーズ
・ガレージ
標準仕様とZEH仕様があり、ZEH仕様では初期費用が高くなりますが、ランニングコストは標準仕様より安くなるため、長期的な目線ではZEH仕様の方がトータルコストは安くなりそうです。

点検は永年無料

保証は法律で定められた通りの10年ですが、点検は「生涯無料点検サービス」で永年無料となっています。

デメリット

KOUKENはスタッフが5人程度の少人数経営のため、実際に家づくりを依頼しても待ち時間が長くなる可能性が高いです。期限までに早く建てたいという方には向いていないでしょう。

坪単価

55万円~65万円

評判

ネット上にはKOUKENの口コミがほとんど見当たりません。少人数経営のため、建築棟数も少ないと考えられます。関心がある場合は直接KOUKENに問い合わせたり、オーナーを紹介してもらったりするとよいでしょう。

西本ハウス

広島の注文住宅ハウスメーカー

出典:西本ハウス

西本ハウスは、広島市で創業から約50年の歴史を歩んでおり、地元に根差して信頼と実績を獲得しているハウスメーカーです。それを象徴するのが、驚異の紹介率50%という数字です。
「1,000万円台から叶える子育て世代のためのデザイン住宅」を提案し、お客様には家ではなく、家を建てた後の暮らしぶりを提供するという気持ちを大切にしています。

女性目線で家づくりをお手伝い

子育て世代をターゲット顧客にする上で重要なのが、女性目線の設計です。西本ハウスには女性の設計士がおり、女性ならではの目線で、家事や育児が少しでも楽になる動線を考えてくれます。顧客が打ち合わせに集中できるよう、打ち合わせ中には子供の面倒を見てくれる女性スタッフもいます。

商品ラインナップ

完全オーダー注文住宅

完全オーダーメイドの注文住宅では、資金計画に応じて西本ハウスが依頼主の細かいこだわりまで形にする態勢を整えています。間取りプランは無料で作成可能です。

セミオーダー住宅

プランがある程度パッケージ化されており、ライフスタイルに合わせて豊富な選択肢から選ぶことができます。パッケージの中から選択したり、オプションを追加したりしながら、理想のプランが作成しやすいことが特徴です。

コストダウンの施策

西本ハウスでは、コストダウンの施策を複数持っています。まず、住宅展示場への出展はせず、完成見学会を主な広告手段としています。そして特筆すべき点は、顧客のうち、直接の顧客や関連業者からの紹介が50%という、驚くべき数字です。これは、西本ハウスで建てた顧客の満足度が高いことの裏付けと言ってよいでしょう。
また、安定した施工実績により取引先からのコストダウンを獲得しており、直接施工やメーカーからの直接仕入れにより、中間マージンの排除もしています。

坪単価

45万円~80万円

評判

・納得価格で建ててもらい、本当に満足している。
・打ち合わせ中、女性スタッフが子供の面倒を見てくれて助かった。
・見積書に間違いが多く、資金計画が崩れるところだった。
・営業マンの質にムラがある。

広島の注文住宅でおしゃれなハウスメーカー【3選】

こちらの章では、広島でおしゃれな注文住宅を建てられるハウスメーカーを3社ご紹介します。

トータテハウジング

広島の注文住宅ハウスメーカー

出典:トータテハウジング

トータテハウジングは本社を広島市に構え、創業から47年で12,000棟以上の実績を持つハウスメーカーです。おしゃれな外観だけでなく、性能も非常に優秀です。60年長期保証システムがあることからも分かる通り、耐久性が高く長寿命な住宅を販売しています。

高いデザイン性

トータテハウジングの注文住宅は自由設計ですが、予め10種類程度のデザインシリーズが準備されており、好みの雰囲気や階数などに合わせて選ぶことで、プラン作成がしやすく工夫されています。デザインシリーズにはシンプル・アウトドア重視・大開口重視・北欧風・南欧風・和モダン・3階建て・平屋などがあります。
詳細なプラン作成は、専属のインテリア・コーディネーターがアドバイスしてくれます。トータテハウジングは空間デザインを強く意識した設計が特徴で、間取りから照明計画に至るまで、非常におしゃれで高級感にあふれた提案をしてくれます。

選べる構造

トータテハウジングでは、間取りや予算に応じて木造軸組工法(在来工法)・2×4工法・SE構法の3つの構造から選択することができます。しかも、どの工法でも耐震等級3や長期優良住宅に対応可能です。この中で、SE構法は幅広の柱や梁を使用した木造最強の構法と言われており、採用できるハウスメーカーが限られています。

最高水準の断熱性

トータテハウジングは断熱性がZEH基準を満足しているだけでなく、それを上回る断熱等級6~7まで対応可能です。世界的に見て断熱性能が低い日本において、最高ランクの断熱等級7まで対応できるハウスメーカーは、まだ決して多くはありません。
この高い断熱性を可能にしているのは、外断熱と内断熱を併用したダブル断熱工法です。外断熱と内断熱には、それぞれメリット・デメリットがありますが、両方を掛け合わせたダブル断熱工法は、現状で最強の断熱工法と言えます。

最高水準の断熱性

出典:トータテハウジング

坪単価

60万円~75万円

評判

・営業の一生懸命さが他社と比較して抜きん出ていた。
・きめ細かい提案力が決め手になった。
・現場監督の対応が悪かった。
・現場が散らかっていているのを見かけた。

ライフデザイン・カバヤ

広島の注文住宅ハウスメーカー

出典:ライフデザイン・カバヤ

ライフデザイン・カバヤは本社を岡山市に置き、岡山・広島・鳥取・香川・愛媛・兵庫・福岡・沖縄・東京で、デザイン住宅を展開するハウスメーカーです。年間約1,200棟、累計引き渡し棟数18,500棟以上の実績があり、2021年度の広島県住宅着工棟数で第1位を記録しました。
2016年度~2021年度の注文住宅ビルダーランキングにおいては、中国ブロックで6年連続1位を獲得。元々は営業エリアを岡山周辺に限っていましたが、最近は営業エリアを拡大中です。
「デザイン住宅を通じて人生をデザインする」ことを会社のスローガンとしており、建築実例にはおしゃれ度の高い住宅が多数掲載されています。購入者の外観・内観デザインに対する満足度や評価が高く、高いデザイン性を提案できる有能な設計士がいることが窺えます。

おしゃれな外観の注文住宅にする3つのポイント

ライフデザイン・カバヤは、おしゃれな外観の注文住宅にする3つのポイントについてホームページで書いています。そのポイントを踏まえつつ、内容を少し追加する形で解説します。

1.住宅の形状

・適度に凹凸を付ける 
住宅の壁面に適度な凹凸を付けると奥行を感じさせる立体感が生まれ、光の当たる角度によっては陰影も生まれます。そのことで、高級感を演出することができます。

・片流れ屋根
一方からもう一方に向かって傾斜のある片流れ屋根は、斜めの線を取り入れることでデザインに動きを出すことができます。

・シンプルな箱型
モダン住宅の象徴ともいえるシンプルな箱型の住宅は、すっきりとした印象を与えることができるだけでなく、建築費を抑えられ、耐震性や断熱性も確保しやすいというメリットがあります。しかしながら、外壁や窓を工夫しないと、単調過ぎて安っぽい印象になりやすいことがデメリットです。

2.窓の形状・大きさ・配置

窓は採光・通風のためにあるだけでなく、家の外観を決める重要なデザインの要素でもあります。大きな壁一面だけの外壁にも、窓が1つあるだけでアクセントになり、引き締めたデザインにすることができます。
複数の窓を同一平面上に配置する際は、窓の大きさを揃えたり、大きさが異なっても上端・下端など一辺を揃えて配列したりすると、統一感のあるデザインになります。
ただし、断熱性を高めるためには、無駄に窓を増やしたり大きくしたりすることはおすすめできません。

3.外壁材の色と素材

外壁材の色は、ホワイト・グレー・ブラックなどの無彩色や、ブラウン・ベージュなどの落ち着いた色が無難で、彩度の高い奇抜な色は避けるのが王道です。これに加え、以下のポイントを基準に選ぶとよいでしょう。
・景観に馴染むこと
・色褪せや劣化が目立ちにくいこと
・長い目で見て飽きが来ないこと
住宅の総合的な外観には、外壁に加えて門柱・雨樋カバー・カーポートなどもあります。統一感のあるおしゃれな外観に仕上げるには、使用する色を3色以内にまとめることがポイントです。

参考:ライフデザイン・カバヤ

坪単価

50万円~70万円

評判

・おしゃれなデザインの提案力が高い。
・デザイン性が高いが、価格はそこまで高くない。
・図面とは違う設備が取り付けてあった。
・営業の中には対応の良くない人もいる。

アイデザインホーム

広島の注文住宅ハウスメーカー

出典:アイデザインホーム

アイデザインホームは本社が広島市にあり、山口・広島・岡山・大阪・奈良・三重・岐阜・愛知を営業エリアとするハウスメーカーです。完全自由設計の注文住宅とデザイン住宅を手の届きやすい適正価格で展開しており、デザインと性能のバランスを重要視しています。

品質と性能へのこだわり

気密性

アイデザインホームは全棟で気密測定を実施しており、その平均実測C値は0.45と非常に高い気密性を示しています。

断熱性

断熱性については標準仕様で断熱等級5に対応し、ZEH基準をクリアしています。オプションで断熱等級6~7にグレードアップすることも可能で、気密性が高いが故に断熱性もその性能を存分に発揮することができます。

換気システム

全熱交換型の第一種換気システムを採用しているため、熱損失が少なく効率的な空調運転が可能です。全熱交換型とは、冬には冷たい外気を暖めてから室内に送り込み、夏には暑い外気を冷やしてから室内に供給する、熱交換器の付いているタイプです。

全棟で省エネ診断

アイデザインホームは全棟で省エネ診断を実施しており、外皮性能(UA値)の計算や、一次エネルギー消費量・水道光熱費のシミュレーションをしてくれます。一次エネルギー消費量とは、空調・換気・給湯・照明など建物で使用される設備機器のエネルギー消費量のことです。
UA値の計算は、今やほとんどのハウスメーカーがして当たり前になっていますが、一次エネルギー消費量や水道光熱費のシミュレーションまでしてくれるハウスメーカーは、なかなかありません。このことにより、住み始める前から住まいの省エネ性能を確認することが可能です。

耐震等級3の徹底

耐震設計診断システムを使用し、耐震等級3になるよう全棟で確認しています。耐震等級3は耐震等級1の1.5倍の強度があり、現状の耐震性の最高ランクに当たります。

商品ラインナップ

アイデザインホームのプランは、完全自由設計の注文住宅か商品ラインナップからの選択の二者択一となります。完全自由設計では、変形地や狭小地にも最適なプランで提案できる設計力で対応します。
商品ラインナップでは、特定のコンセプトに焦点を当てたモデルを準備しており、以下の6種類から選択可能です。
・シカクの家
・平屋の家
・スキップフロアの家
・ガレージの家
・ヌックの家
・中庭の家

オプション

アイデザインホームでは、以下の9つのオプションが追加できます。注文住宅やラインナップと組み合わせれば、理想の住まいに一段と近付けます。ただし、オプションは付け過ぎると予算オーバーになりやすいので、予め予算と優先順位を決めて臨みましょう。
・スキップフロア
・太陽光発電
・断熱グレードアップ(等級6~7へ)
・屋上空間
・制震ダンパー
・全館空調
・蓄電池・V2H
・天井高2.7m
・延長保証(最長60年間の長期サポート)

坪単価

50万円~65万円

評判

・きっちりとした仕事ぶりで、とても満足している。
・現場を見に行った時、職人が皆丁寧に説明してくれた。
・展示場は立派だが、現実は予算次第。
・不親切な対応をされたため、契約しなかった。

ハウスメーカーはどのように決める?

こちらの記事では、広島の注文住宅について相場やハウスメーカーについて解説してきました。相場が分かり予算を決めた後は、ハウスメーカーの選定に移りますが、ここでしてはいけないことがひとつあります。それは、ハウスメーカーを最初から1社に絞るということです。
最初から1社に絞ってしまうと、その会社から出された見積の妥当性が判断できません。注文住宅は一生に一度になるかもしれない大きな買い物ですので、見積は必ず比較することが肝心なのです。
ここでおすすめなのが、注文住宅の一括見積サービスが利用できる「タウンライフ家づくり」です。タウンライフ家づくりには全国で1,180社以上の住宅会社が登録しており、間取りプラン・資金計画書(見積書)・土地提案書の3つが入手できることから、サービス内容も充実しています。
しかも、ご利用は全て無料。ネットで3分、必要事項を記入してから、希望のハウスメーカーに情報を一括送信するだけです。自宅にいながら複数の住宅会社から見積を取得できるので、時間を節約しながら効率的に情報収集ができます。

タウンライフ家づくり

まとめ:家づくりの要は予算と優先順位

最終章になりましたが、決めることの多い家づくりにおいて、何を基準に決めたらよいかを最後にお伝えしたいと思います。それは、予算と優先順位です。家づくりの計画を始めると、希望の耐震性や構造・デザイン・オプションの設備など、ありとあらゆる事柄が頭の中を駆け巡り、混乱しがちです。しかし、予算と優先順位がしっかり決まっていれば、それらのことは筋道を立てて考えることができるのです。
家づくりをする上で、最初の大きな流れをまとめます。
・予算と優先順位を決める。
・タウンライフ家づくりで一括見積をする。
・見積を比較し、候補として3社程度のハウスメーカーを選ぶ。
この後は、より詳細な情報収集をしたりモデルハウスを見学したりして、ハウスメーカーを最終的な1社に絞ります。あなたの家づくりが順調に進むよう、ぜひタウンライフ家づくりを利用してみてください。

地域
古河 忠雄

現役の大工です。新築、ハウスメーカー、建売、リフォーム、設計事務所、様々な案件を経験してきました。都市計画の一環として、新宿の高層ビル内にお寺の本堂を造るということで、大手ゼネコンの仕事をしたこともあります。あるお客さんから、「家を建てるのは大工なのに、大工さんの意見を聞く機会ってなかったんだよね」と言われたことがきっかけで、このサイトを開設しました。自身の大工としての経験から、家づくりに関する情報を発信しています。皆さんのより良い家づくりに、少しでもお役に立つことができれば幸いです。

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