戸建住宅と新築マンションどちらを選ぶ?価格や広さの違いを比較

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相場から見る戸建て住宅とマンションの違い

注文住宅と建売、新築マンションの相場を比較

 

住宅購入と一口に言っても、購入対象は複数あります。
一軒家とマンションならどちらを選んだらいいだろう?
と悩まれている方も多いかもしれませんね。

 

 

物件価格はもちろんですが、
世帯年収や家族構想、ライフスタイル、デザイン、広さ、価値観など、
さまざまな要素を考慮して慎重に決めなければなりません。

 

 

そこで住宅の種類別に、
価格や広さ、家族構成の相場を見ていきたいと思います。

相場データを比較して眺めていると、
それぞれの住宅をどんな人たちが購入しているのかが見えてきます。

購入物件を選ぶ際の参考にしていただければ幸いです。

 

 

■建て方による違い

 

住宅の種類は意外と多いです。
最初から「絶対に憧れの注文住宅がいい」
「駅チカのマンションがいい」などと決まっている人はいいのですが、
そこから迷う事もあると思います。

 

 

また、すでに心に決めている場合でも、
他の可能性を知った上で選択したのとそうでないのとでは、
後々の決意に迷いが生じる割合にも違いがあるでしょう。

改めて、どんな購入対象があるか確認ておきましょう。

 

  1. 注文住宅(土地が既にある場合)
  2. 土地付注文住宅(土地を取得して注文住宅を建てる)
  3. 建売住宅(完成した新築建物を購入)
  4. 新築マンション

 

このほか、中古住宅(中古戸建、中古マンション)という選択肢もありますが、
新築と中古住宅では購入事情が大きく異なるため、
今回は新築住宅について見ていきたいと思います。

 

物件価格や手持ち金、融資額の相場

 

建て方により価格や面積の相場はどの程度変わってくるのでしょうか?
住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」による
2018年度(2019年最新版)の全国平均をご紹介します。

 

【注文住宅の相場】

  土地がすでにある場合 土地と同時購入
住宅面積 126.6平方メートル 112.2平方メートル
建設費 3,390.4万円 2,777.5万円
土地購入費 なし 1,335.1万円
手持ち金 636.5万円 447万円
融資額 2,677.4万円 3,496.8万円
その他資金(親からの援助など) 81.3万円 168.8万円

 

【建売住宅の相場】

住宅面積 100.8平方メートル
購入価格 3,442.1万円
手持ち金 293.2万円
融資額 2,944.5万円
その他資金(親からの援助など) 204.5万円

 

【新築マンションの相場】

住宅面積 68.3平方メートル
購入価格 4,437.2万円
手持ち金 714.1万円
融資額 3,544.1万円
その他資金(親からの援助など) 179万円

 

 

こうしてデータを見てみると、
どんな住宅を購入するかによって広さや価格が大きく違うことがわかります。
どんな事が見て取れるのでしょう。

 

 

物件価格(土地取得費を含む)

物件価格が最も高いのは新築マンションの4200万円というものもあります。
注文住宅を土地から購入して建てた場合の相場である3800万円~3900万台よりも
マンションの方が高いという結果になりますね。

 

 

逆に価格を抑えられるのは土地を新たに取得しない注文住宅で、
価格相場は3200万円台です。
注文住宅は高い、というイメージがあるかと思いますが、
土地の有無で実情は大きく異なってきそうです。

 

 

広さ(住宅面積)

当然かもしれませんが、
住宅面積は新築マンションが71.5平方メートルで、
一番狭いという結果になりました。

 

 

他の住宅は平均が100平方メートル以上ですので、
住宅面積だけを重視するなら一戸建てのほうが有利かもしれません。
しかし、マンションには共有スペースがあることを忘れてはいけません。

 

 

広々としたエントランスや素敵なラウンジがあったり、
共有のゲストルームがあったりと、
部屋の床面積以外に広さを体感できる要素があるかもしれませんので、
表面的な数字だけで判断するのは難しいですね。

 

 

手持ち金

手持ち金のトップは新築マンションでした。とはいえ、
どの建物でも、物件価格の1~2割は用意しているようです。
マンションは物件価格が高めなので、
自然に手持ち金も多く必要になるということではないかと推測します。

 

 

近年は低金利の影響で、金利負担が小さくなっています。
そのため全額ローンで借入れするケースも増えていますが、
データからみると、「全額ローンに抵抗がある」という人はまだまだ多いようです。

 

購入層にも違いがある?

 

次に、購入世帯の違いについても見ていきましょう。

 

  • 購入年齢
  • 購入層で一番多いのは30代、次が40代です。
    この世代の合計で、全体の7割を占めます。

     

     

  • 世帯人数
  • 一戸建てでは3人、もしくは4人という世帯構成が主流ですが、
    マンションでは平均2.5人となっています。

     

     

  • 世帯年収

どの物件でも、最も多い世帯年収は「400~500万円台」です。
ただし、マンション購入層では、
年収600万円以上の構成比がやや高い傾向にあります。
おそらく、マンション購入層は世帯人数が少ないため、
子供のいない夫婦の割合も多いと推測できます。

 

 

つまり共働きも多く、世帯年収が押し上げられているのではないでしょうか?
「お金持ちが多い」というよりは、ライフスタイルや働き方の違いと言えそうです。
子供の有無や世帯年収に違いがあっても、
30代~40代が住宅購入の主流であることは変わりませんね。

 

 

ただやはり、一戸建てはマンションと比べ面積が広く、
世帯人数も多いという結果になりました。
世間一般では、一戸建てはファミリー層、
マンションは単身者や夫婦の購入者が多いと言われていますが、
それを証明した形になります。

 

まとめ

購入住宅は価格相場だけでなくライフスタイルも重要な要素

 

どんな住宅を選ぶかで、価格帯も若干の違いがありました。
しかし、注文住宅の中でも土地の有無で差があり、
地域や間取り、材質などが購入価格に影響してきます。

 

 

また、住宅面積や世帯人数の平均からは、
住宅取得後の家族構想(子育て)などの
ライフスタイルにも違いがあることがわかりました。

 

 

相場はあくまで選択の際の目安としてではありますが、
どんな住宅にするか迷っている人は、参考にしてただければ幸いです。

 

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