道路沿いの家は止めた方が良い?デメリットと対策を紹介
- 道路沿いの家にはどんなデメリットがある?
- 道路沿いの家にはメリットもある?
- 道路沿いの家に住むならどんな対策をすればいい?
「道路沿いの家は止めた方がいい」というのを聞いたことがあるかもしれません。
たしかに、道路沿いはデメリットが多いです。想像するだけでも、車の騒音が聞こえてきそうですよね…。
でも、メリットもあります!きちんと対策をすれば、道路沿いでも快適な生活をおくることができるのです。
この記事では、道路沿いの家のデメリットやメリット、事前にできる工夫を紹介します。また、実際に住んでいる方の感想も掲載しています。
道路沿いの家を検討するとき、どんな点に気をつけるべきか、どのような対策をすべきかを知っておくと、評価しやすく安心です。
「道路沿いならでは」の条件をしっかり見極めて、後悔のない家づくり、家選びを実現させましょう。
道路沿いの家に住むデメリットは?ストレスとの闘い
「道路沿い」は、目の前が大きい道路で、車やトラックなどがたくさん走っている場所です。交通量の多い場所にある家には、さまざまなデメリットがあります。
騒音がうるさい!車の走行音と振動
まずは、音の問題。
大通りは、車やトラック、バイクなどがたくさん走っているので、家にも走行音が響いてきます。
特に、夜寝る時、何かに集中したい時に音がうるさいと、とても不快ですよね。なかなか静かにならず、落ち着けないと、ストレスがたまってしまうかもしれません。
音に敏感な方は、道路沿いの家を避けたほうが良いでしょう。
排気ガスの不快感…窓を開けられない
道路沿いは、排気ガスが多いです。
排気ガスの臭いは不快ですし、体に良くないので、なるべく避けたいですよね。
窓を開けて換気したくてもできません。
また、空気が汚れているため、外壁の色が悪くなったり、ホコリも溜まりやすくなります。こまめに家を掃除しないといけないのも辛いところです。
洗濯物を干しにくい!プライバシーが心配
交通量や人通りの多い場所では、とにかく人目が気になります。
ベランダや庭に洗濯物を干すとき、人に見られるのは嫌ですよね。
家族で過ごすキッチンやリビングが道路側だと、外からの視線を感じて、プライベートな時間を楽しめないかもしれません。
子供が飛び出すと危険!常に注意が必要
家の前で車がたくさん走っているので、子供が飛び出さないよう注意しないといけません。
大通りは、特に交通量が多いです。
子供にはなるべく外で遊ばせてあげたいものの、危険と隣り合わせの環境なので、親は目を離すことができません。
家の駐車場に車を停めにくい!冷や汗もの
駐車場が道に面していると、車を停めにくい場合があります。
車や通行人に気を遣って、後ろ向きに駐車しようと方向転換するのも、ひと苦労です。
家に駐車するたび、手に汗握るのは、精神的に辛いものがありますよね。
家の前に路駐されると不自由
駅やお店の近くの場合は、家の前に路駐されることもあります。
家を出たいときに、エントランスをふさがれているとすごく困りますよね。
車で視界を遮られるのも苦痛です。
道路沿いの家にはメリットもある!向いている人のタイプは?
道路沿いの家にはデメリットが多いものの、メリットも意外とたくさんあるんです。どのような方だったら道路沿いの家が向いているかをお伝えしますね。
防犯性が高い!人通りが多くて明るい
「空き巣が心配…」「夜道が怖い…」という方。
道路沿いなら、人目につきやすいので空き巣の被害に遭いにくいメリットがあります。
また、夜でも街灯やネオンで明るいので、暗〜いひっそりとした路地裏に比べて安心ですよ。
車の騒音がメリットに!?隣の家とのトラブルが少ない
「隣の家の音が気になる…」「自分の家の音がうるさくないか心配…」という方。
隣の家の音は、おそらく住んでから分かること。トラブルになると解決が難しいので、経験したくないですよね。
道路沿いだったら車の音が響きやすいため、その分、生活音があまり気にならないかもしれません。
また、車の走行音が朝の目覚ましになったり、慣れてしまえば、にぎやかさが逆に心地よく感じることも。音で人の存在を感じられるので、寂しさも紛れてしまうかもしれませんね。
お店が近い!商業施設へのアクセスが便利
「頻繁に買い物をする」「お店に近いところがいい!」という方。
商業施設は大通りにあることがほとんどなので、道路沿いの家に住んでいると買い物に行きやすくてとっても便利!
例えば、仕事帰りにスーパーやコンビニに寄った後でも、すぐ家に到着できます。
お店が近くにあると、必要なものをすぐ買いに行けるのも嬉しいですね。
バス停が近い!公共交通機関を利用しやすい
「バスや電車を利用する」「移動であまり歩きたくない」という方。
道路沿いなら、公共交通機関が充実しているので、少ない移動時間でバスや電車を利用することができます。
また、タクシーも簡単に捕まえることができますよ。
徒歩で移動する時間が少ないので、雨の日も濡れにくいのは助かりますね。
大通りに出やすい!車での移動がスムーズ
「狭い道を走りたくない」「車に乗ることが多い」という方。
道路沿いの家は、すぐに大通りに出ることができるので運転が楽!
狭い住宅地をくねくねと曲がって運転する必要がありません。
行きたい場所へスムーズにアクセスできるので、時間を短縮できますし、ガソリン代の節約にもつながりますよ。
移動手段が車なのであれば、なるべく停めやすいように駐車場を工夫すれば、とても便利です。
道路沿いの家を評価するポイントは?
道路沿いの家を検討する時は、メリットとデメリットのバランスを見極めることが大事。欠点がある場合、どのくらいまでだったら妥協できるか、本当に後悔しないかをじっくり考えましょう。
住む前に家を内見するときのチェックポイントについても確認してくださいね。
外の音がストレスにならないか
外から聞こえる車の走行音はデメリットであり、一方ではメリットとなることもあります。
でも、音に敏感な方は、騒音がストレスの原因になりやすいので、特に注意すべきポイント!
交通量にはムラがあるので、あらゆる時間帯に家や土地の見学をしましょう。一日を通して、どの曜日のどの時間帯に、どのくらい音が響くのかを確認しておくと、正確です。
排気ガスの影響が気にならないか
道路沿いは交通量が多く、緑も少ないため、空気環境があまり良くありません。
もしかしたら、目に見えない排気ガスでいっぱいかもしれません。
窓を開けたときの臭いやホコリの溜まり具合、壁の汚れがどのくらいかチェックしておきましょう。
排気ガスは健康に良くないので、要注意です。
プライバシーと安全性に問題がないか
道路沿いは、人目につきやすい立地なので、プライバシーには注意しておく必要があります。
私生活を他人に見られていると思うと嫌ですよね。
塀が高いかどうか、リビングやベランダ、窓がどの位置にあるかを確認しておきましょう。
また、交通量の多い場所であるため、危険性が高いことも知っておかないといけません。ちょっと目を離した隙に、子供は道に飛び出すことがあるので心配ですよね。
通学する時は、車や人通りの多い道を歩かないといけないので、学校までの道のりの安全性も確認しましょう。
安心して子育てができるかどうかも大事なポイントですね。
内見が大事!チェックポイントを用意しておこう
家を事前に見ることができる“内見”。
実際に住まいの中身と外見を確認できる貴重なイベントです。
きちんと評価するために、大事なチェックポイントを準備しておきましょう!
- 音がうるさくないか(時間帯や交通量まで確認!)
- 振動が気にならないか(大型トラックが通った時に注目!)
- 防音や振動の対策がされているかを業者に確認
- 外観や内観で劣化した場所がないかどうか
- 排気ガスの臭いが気にならないか
- 窓や外壁の汚れがひどくないか
- 換気機能や浴室乾燥機能がついているか
- プライバシーを守る工夫がされているか
- 子供の事故につながるリスクが少ないか
- 駐車場に車を停めやすいか
- 周辺のお店や交通機関までの距離は問題ないか
道路沿いの家は、物件によってタイプが違います。
何度も足を運んで実際に体感することで、家の特性を把握することができます。
外から見ても分からない、家の構法や材質、性能も大事なことなので、きちんと業者に確認しておきましょう。
事前にできる対策と内装のアイデアを紹介
道路沿いの家を前向きに考えているのであれば、できる限り万全に対策をしておきましょう。
新築やリフォーム時に対策をしたり、住み始めてからでもインテリアを工夫すると改善することができます。
防音の対策:丈夫な窓と厚手のカーテン
窓や壁の性能が高ければ、隙間が少ないため、防音になります。また、窓は少なめに壁を多めにするほうが音が入りにくくなります。
賃貸や、すでに建っている家で工事が可能なのであれば、窓を二重サッシに変えることをおすすめします。窓が二重になると、かなりの防音効果が期待されますよ!
カーテンは厚手の防音カーテンにしましょう。また、防音テープで隙間を埋める方法もあります。手軽にできるものから取り入れていきましょう。
振動の対策:地盤を強くする
大型車が家の前を通るたびに、ガタガタと揺れるのは不快ですよね。
地盤が緩いと揺れやすくなるので、土地を強く補強しておけば振動の問題が少なくなります。
素材が劣化している場合も揺れやすくなるので、雨漏りがないか、白アリ被害がないかなど、内見のときにきちんとチェックしましょう。
家具を道路側に置くのも振動をおさえるアイデアのひとつ。家具が揺れを吸収してくれるので、棚やタンスなど重い家具をなるべく道路側に置いてみましょう。
内装の工夫:性能の高い材質を選ぶ
鉄筋構造と鉄筋コンクリート構造でできた家(RC住宅)は、気密性と遮音性が高いので、道路沿いの家におすすめです。他にも、RC住宅は耐火性や耐震性など優れた性能が多いので安心!
価格は高めですが、道路沿いで最も気になる音や振動の対策ができるので、初期投資する価値は十分にあります。
排気ガスの対策:部屋の浄化と室内乾燥
道路沿いは排気ガスが多いため、部屋を浄化したり、洗濯物を室内で乾かす工夫が必要です。
空気をきれいに保つために空気清浄機を使用したり、24時間換気システムを取り入れる方法があります。
また、乾燥機能付きの洗濯機や浴室乾燥機能を使えば、洗濯物を外で干す必要がありません。
排気ガスが侵入しないよう、道路側には小さめの窓を少なめにつけるのがおすすめ。開け閉めせずに、“明かりとり”として活用するのが良さそうです。
プライバシーの対策:間取りと外構を工夫する
リビングや寝室、勉強部屋などは、なるべく道路側から離れた位置が良いでしょう。外からの視線や音を気にせずに、プライベートな空間を快適に過ごすことができます。
道路側は収納スペースやトイレなど、音が響いても問題のない部屋にして、窓をつけるのであれば小さいサイズが良いですね。
リビングが道路側にある場合、ブラインドやミラーレースカーテンなどをつけて、明るさを取り入れながらも外からの視線を遮る工夫をしましょう。
外構では、高さのあるフェンスやブロック塀を設けたり、木や植物を植えると目隠しになります。
道路沿いの家って実際はどうなの?口コミを紹介
実際に道路沿いの家で住んでいる方々は、どのように感じられているのでしょうか。「残念だった…」エピソードと「良かった!」口コミを紹介します。
「騒音でノイローゼ気味…」後悔エピソード
残念な口コミで多いのが「騒音」の問題。
「モデルハウスに安心していた…」「休日の昼間の内見では音を感じなかった…」「建物や間取りは大好きなのに、土地が悪かった…」という、道路沿いの立地条件の悪さに嘆きの声が…。
内見は1日だけでなく、平日や土日のあらゆる時間帯にして、交通量の変化と音を確認したほうが良さそうですね。
どれだけ家の性能とデザインが気に入っていても、騒音ひとつで相当な苦痛を感じてしまうようです。
「内覧中に揺れたとき、営業に“地震”だとごまかされた…」というとんでもないエピソードも。
全く知識のない素人には、道路沿いの家がどの程度揺れるかなんて分かりません。家を売ることが目的だとしても、最低限の情報は伝えて欲しいですね。
でもやはり、内見には何度も足を運んで、自分で体感することが大事です。
「住んでから分かった…」とならないように、事前にあらゆるポイントをチェックして、慎重に選んでいくべきですね。
「対策さえすれば問題ない」良い口コミ
特に問題なく道路沿いの家に住んでいる方に共通していることは、「きちんと対策をしている」「デメリットよりメリットが上」という点です。
「地盤補強をした」「目隠しに樹木を植えた」「二重サッシにした」「寝室やリビングは道路の反対側にした」など、音や振動への対策やプライバシーを守る工夫がされています。そのおかげで、道路沿いに住んでいても、音や振動が特に気にならないようです。
また、良い口コミを書かれている方は、「平日休日、朝昼晩の現地確認」をされています。入念な下調べが成功につながるんですね。
「店やバス停が近いから便利」「将来の資産価値がある」というように、道路沿いの利便性に納得している声も多いです。
「排気ガスがそこまで気にならない」「音には慣れた」と、そこまでデメリットを苦痛に感じない方もいます。
道路沿いの家にはデメリットがあるものの、気になるポイントの対策さえすれば、メリットが生きてくるんですね。
道路沿いの家って風水ではどう?
新しい家に住むときに、気になるのが「風水」。
環境とエネルギーのバランスがとれていると、風水的に良いと言われています。
では、道路沿いの家の風水はどうなのでしょうか。
風水ではあまり良くない
道路沿いの家は、風水的に良くありません。
お店の多い場所は、夜中でもネオンや看板の照明で明るいですよね。その光が影響して、精神的にダメージを受けやすくなるのです。<光殺(こうさつ)>
また、家の前に電柱や道路標識、街路樹があるのも良くありません。
この環境で住んでいると、家族の仲が悪くなったり、家の主人が何らかのトラブルに遭ってしまうかもしれません。<穿心殺(せんしんさつ)>
道路は幸運をもたらしてくれるものの、家と接道している数が多いと運気が逃げたり、方位や高さによって風水的に問題になることがあります。
広い道路や交通量の多さは、事故の危険性や洪水被害のリスクを高めることになるので、注意したほうが良さそうですね。
自分でできる風水対策は?
道路沿いの家は、風水では良くないものの、正しい方法で対策をすればトラブルを避けることができます。
「光殺」の影響を受けないためには、光が家に入らないようブラインドやカーテンを閉め切ればOKです。
「穿心殺」に関しては、電柱や電灯などを動かすことができないので、カーテンなどで家から見えないようにする工夫をしてみましょう。
また、道路の面する方位は、「西」が最も良いとされています。逆に、北や北東はあまり良くない方角なので避けましょう。
まとめ:道路沿いの家には注意ポイントが多い
- 道路沿いの家には、デメリットが多い
- 対策をすれば、道路沿いでも問題なく住むことができる
- 内見は、あらゆる日時に行い、慎重に評価する
- 道路沿いの家は風水的に良くない
道路沿いの家を検討するときに注意すべきポイントや対策についてご紹介しました。
道路沿いの家はデメリットが多いので「止めた方が良い」と言われますが、入念な下調べと工夫をすれば、メリットを活かした生活をすることができます。
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