注文住宅の相見積もりについて、こんな悩みはありませんか?
- 注文住宅を建てたいけど相見積もりをした方がよいの?
- 相見積もりのポイントやマナーがあれば知りたい
- 相見積もりで値引き交渉したいけど、効果的な方法が分からない
- 実際に相見積もりするためにはどうしたらよいの?
相見積もりした方がよさそうだけど、具体的な方法やマナー、注意点が分からないですよね。
注文住宅で相見積もりとは何ですか?
相見積もり(あいみつもり)とは、注文住宅やリフォームをする際に、1社だけでなく複数の会社に相談し、見積もりの提出を依頼すること。価格を比較しどのハウスメーカーに発注するかを決める。相見積もりを取ることで依頼する工事の価格が検討に値するかどうかの判断がしやすくなります。
- 注文住宅における相見積もりのメリット3選
- 相見積もりを取るべきハウスメーカーの数
- 注文住宅の相見積もり取るときのポイントとマナー
- 注文住宅の相見積もりで確認すべきこと
- 相見積もりで比較するときの注意点
- 相見積もりをして値引きする方法
- 相見積もりの取り方と契約までの流れ
結論として、注文住宅の相見積もりのメリットは次の通りです。
- 多くの選択肢の中からあなたにとって最適なハウスメーカーを探せる
- 適正な価格でマイホームを建築することができる
- 値引き交渉によってマイホームの建築費用を抑えることが可能
この記事を読んでもらうことで、相見積もりのポイントや注意点を理解することができますよ。
「相見積もりしたけど意味なかった」とならないためにも、しっかりとチェックしてくださいね。
注文住宅における相見積もりのメリット3選
この項目では、注文住宅で建築する際に、相見積もりをとるメリットを3つ紹介します。
相見積もりをとることで様々なメリットがあります。
マイホームを建築した後に後悔しないためにも相見積もりをおすすめします。
注文住宅をを検討されている方に有名ハウスメーカー各社の特徴やポイントを比較できる資料を送ります。さらに住宅補助金に関する専門的なアドバイスを提供いたします。補助金の種類や条件、申請手続きなどについて、わかりやすく解説いたします。
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複数のハウスメーカーから選択できる
一つ目のメリットは選択肢が多くなることです。
ハウスメーカーにはそれぞれの強みや特徴があります。
1社だけでは、あなたにとって最適なハウスメーカーを見つけることは難しいです。
相見積もりを取ることで、複数の選択肢を持つことができ、あなたの要望に最も沿ったハウスメーカーを選択できるようになります。
適正価格を見極めることができる
二つ目のメリットは、適正価格を知ることができることです。
1社に見積もりを取る場合、そのハウスメーカーから提示された金額が高いのか安いのか判断ができません。
複数社の見積もりを比較することで、相場を知ることができ、ぼったくられるリスクを低減することができます。
効果的な値引き交渉が可能
三つ目のメリットは、値引き交渉に使えることです。
注文住宅を建てるためには、数千万円単位の多額なお金が必要となります。
できることなら、建築費用を抑えたいと思いますよね。
1社だけに見積もりを取った場合、値引き交渉はあまり効果的ではありません。
理由は、相手側に値引きをする理由がないためです。
逆に、相見積もりをとった場合、効果的な値引き交渉ができます。
値引きをすることで、契約をしてもらおうとするためです。
競争原理に基づく価格交渉により、できるだけコストを抑えて注文住宅を建築するようにしましょう。
注文住宅の相見積もりは3~4社が望ましい
注文住宅で相見積もりをとるハウスメーカーの数は3~4社がおすすめです。
2社だけに相見積もりをとるデメリットは次の通りです。
- 価格や性能の差が大きい場合にどちらが適正なのか判断できない
- 選択肢が少なく、要望に沿うハウスメーカーに出会えない可能性がある
5社以上に相見積もりをとるデメリットは次の通りです。
- 情報量が多すぎて判断しにくくなる
- ハウスメーカーとのやり取りに時間と手間がかかる
以上をまとめると、
2社では選択肢が少なく充分に比較できないリスクがあり、
5社以上になると比較や値引き交渉のメリットよりも手間と時間を要するデメリットが多くなります。
まずはハウスメーカーや工務店の情報を収集し、あなたの要望をかなえてくれそうな3~4社に相見積もりを依頼しましょう。
注文住宅の相見積もり取るときのポイントとマナー
この項目では、相見積もりを取るときのポイントとマナーをお伝えします。
- 相見積もりをしたものの満足のできる成果が得られなかった
- 時間と労力を無駄にしてしまった
なんてことにならないためにも、しっかりとポイントを押さえておきましょう。
相見積もりをする前に要望と優先順位を考えておく
まずは、相見積もりをする前に考えるべきことがあります。
それは、「家づくりで何を実現させたいか」です。
- 広い庭で子供たちを遊ばせたい
- 性能の良い家で心地よく暮らしたい
- デザイン性の高い家に住みたい
このような要望があるはずです。
家づくりでは、時間とお金の制約があるため、全ての要望を実現することはできません。
- 必ず実現したいこと
- できれば実現したいこと
- 実現しなくてもよいこと
などをあらかじめ決めておくことで、後悔のない選択をすることができます。
相見積もりをとる前に、あなたの要望と優先順位をしっかりと決めておくことが重要です。
相見積もりをする前にハウスメーカーの情報を収集しておく
相見積もりをする前にハウスメーカーや工務店の特徴を把握しておく必要があります。
次の場合、満足のできる家づくりは難しいです。
- オシャレな家を建てたいのに、性能重視のハウスメーカーに依頼する
- 性能を重視したいのに、デザイン性重視のハウスメーカーに依頼する
- ローコストのハウスメーカーを希望しているのに、ハイコストなハウスメーカーに依頼する
ハウスメーカーや工務店が何を重視しているのかを把握し、あなたの要望をかなえることができそうなハウスメーカーを選出しましょう。
相見積もり依頼時に伝えるべきことは「予算」と「要望」
相見積もりを依頼するときには、ハウスメーカーに予算と要望を伝えましょう。
予算については次の2つをハウスメーカーへ伝えましょう。
- 家づくり全体の予算
- 土地購入が必要かどうか
要望はできるだけ具体的に、優先順位を含めて伝えるとよいです。
具体的な要望がない場合には、現在感じている住居への不満をを伝えましょう。
相見積もりの断り方とマナー
相見積もりをとった場合には、契約しなかったハウスメーカーの営業マンにお断りの連絡をするのがマナーです。
約しなかったハウスメーカーへの断り方として、次の3点を意識しましょう。
- 他社と契約したことを伝える
- 契約する意志がないことをはっきりと伝える
- 感謝の気持ちを伝える
ハウスメーカーでは他社で契約されることを「他決」といいます。
一度「他決」扱いになると営業マンはほかの顧客探しを始め、あなたへ営業しなくなります。
他社と契約したため、あなたのハウスメーカーとは契約するつもりがないことを伝えましょう。
ただし、契約しなかった営業マンがあなたのために時間と労力を使ってくれたのは事実なので、それに対する感謝を述べることが望ましいです。
断りの連絡をしないと、相手方に「まだ可能性があるかも」と思わせることにつながります。
結果として、あなたも営業マンも無駄なやり取りに時間を割かれる羽目になってしまうのです。
断りの連絡をするのは心理的に大変な作業ですが、お互いのためと考えて頑張りましょう。
注文住宅の相見積もりで確認すべきこと
注文住宅で相見積もりをとるときに確認すべきことは「価格」と「見積もり内容」です。
チェックすべき8つのことについても詳しくお伝えします。
お金と満足度で失敗しないためにもしっかりと確認してくださいね。
価格
まずは、「価格」です。
複数社から提示された価格を比較して、
「このハウスメーカーなら価格的に大丈夫そう」
「このハウスメーカーは価格的に厳しい」
などを判断しましょう。
比較の際には、極端に価格の高い(安い)ハウスメーカーはないかをチェックしましょう。
極端に高い(安い)ハウスメーカーには、その価格の理由を尋ねると良いです。
営業マンの返答内容に納得できるか、対応は丁寧かを含めて、そのハウスメーカーと契約するかどうか決める判断材料にできます。
特に、相見積もりでチェックすべき8つのリストは価格に大きく影響するため、見積書を比較する場合には必ずチェックしてくださいね。
見積もり内容
価格と同様に重要なのが、見積もり内容です。
見積書を見て次の条件をクリアしているかを確認しましょう。
- 優先度の高い要望が見積書に含まれているか
- あなたが望むスペック(住宅設備や性能)を満たしているか
- 見積もりで提示された家に住みたいと思えるか
あなたの要望を満たす見積もり内容になっていないと感じる場合、要望が反映されていない理由をハウスメーカーの営業マンに問い合わせましょう。
- あなた(お客)ファーストの営業マンなのか、そうではないのか
- できる営業マンなのか、そうではないのか
を判断する材料になります。
相見積もりでチェックすべき8つのリスト
この項目では、相見積もりをするためのチェックすべき8つの項目を紹介します。
どの項目も価格や家の満足度に大きく影響するので、しっかりと確認してくださいね。
チェックすべき8項目は次の通りです。
- 地盤調査や地盤改良費用が記載されているか
- 基礎工事費用が記載されているか
- 外構費用が記載されているか
- ローン借り入れ手数料や登記費用が記載されているか
- 住宅設備や家電、照明費用が記載されているか
- (増額に備えて)予備費用が記載されているか
- 採用したい仕様が含まれているか
- あなたの要望が満たされているか
見積書が8つの項目をクリアできていなければ、契約前に営業マンへ問い合わせましょう。
相見積もりで比較するときの注意点
注文住宅の相見積もりで価格を比較するときに注意すべき点があります。
ここを押さえていなければ適切に比較できなくなります。
注意点を知っていれば失敗する可能性が減るので、しっかりと注意点を把握しておきましょう。
相見積もりで比較するときの注意点
まずは、相見積もりを取るときの注意点をお伝えします。
それは、家づくりの方向性を定めて、特徴やスペック近いハウスメーカーに相見積もりを依頼することです。
次のようなハウスメーカーに相見積もりを依頼しても上手くいきません。
- デザイン性に優れるハウスメーカーAと性能重視のハウスメーカーB
- 耐震等級2のハウスメーカーAと耐震等級3のハウスメーカーB
重視するものが異なるハウスメーカーの費用を比較しても相場はわかりませんし、スペックが異なると必要な費用が異なるので効果的な値引き交渉ができません。
「相見積もりしたけどうまくいかなかった」とならないためにも、家づくりの方向性を定めて同じようなスペックのハウスメーカーに相見積もりを依頼しましょう。
(家づくりの方向性については、「相見積もりをする前に要望と優先順位を考えておく」で解説しています)
ハウスメーカーによって見積もりの項目が異なる
次は、見積書の見方です。
ハウスメーカーごとに見積書の項目は様々です。
詳細に記載するハウスメーカーもあれば、「○○一式」や「諸経費」と記載しているものもあります。
相見積もりで重要なのは、項目ごとの内容を把握しておくことです。
項目ごとの内容を押さえていないと、比較できません。
「ハウスメーカーAの「○○一式」はハウスメーカーBのこの項目のことだな」
と理解しておくことで、項目ごとにハウスメーカーを比較することができます。
比較することで、相場より価格の高いハウスメーカーを見つけることができ、値引き交渉の材料にすることも可能です。
「一式」や「諸経費」に何が含まれるかを明確にしておく
見積書には「○○一式」や「諸経費」と省略されて記載されていることがあります。
ハウスメーカーごとの見積もり書を比較する場合には、これらの項目がどんな工事内容なのかを把握することが必要です。
この項目では、もう少し具体的に考えていきましょう。
仮にハウスメーカーAの見積書には記載している項目が、ハウスメーカーBのものには記載されていないとします。
考えうる可能性は次の4つです。
- ハウスメーカーAの特徴(強み)のために必要な工事
- ハウスメーカーBでは「○○一式」や「諸経費」の項目にまとめられている
- ハウスメーカーAが一般的に不要な工事を予定している
- ハウスメーカーBが安く見せるため意図的に記載していない
1や2であれば、営業マンに問い合わせることで解消できます。
3であれば、必須ではない項目を減らすことで減額も可能です。
4であれば、契約後に費用が増額する事態を防ぐことができます。
いずれの場合でも共通しているのは、営業マンに問い合わせる必要があることです。
「○○一式」や「諸経費」と記載された項目の内容の把握が難しければ、営業マンに必ず確認しましょう。
土地によって左右される金額も多い
注文住宅の建築は、土地による影響を大きく受けます。
土地や地盤の状態に応じて、基礎や地盤改良の費用が必要になることもしばしばです。
これらの工事に要する費用は決して安くはありません。
注文住宅を建築するときに、土地を所有している方はある程度金額を予測することが可能です。
一方で、注文住宅を建築するのと同時に土地を購入する方は、購入する土地によって費用の増減があることを認識しておきましょう。
相見積もりをして値引きする方法
この項目では、相見積もりによって効果的に値引きしてもらう方法をお伝えします。
紹介する方法を実践するだけで、単に「値引きしてください」というよりも多く値引きしてもらえます。
値引きしてもらうことで、安くマイホームを建てたり、安くなった分の費用で他のオプションを採用したりできるようになりますよ。
相見積もりから本命のハウスメーカーを決めて交渉ポイントを探す
まずは、相見積もりで得られたハウスメーカーの見積書を「価格」や「性能・スペック」の面で比較しましょう。
見積書を比較して本命としたいハウスメーカーを決めてください。
本命のハウスメーカーを決めたら、交渉ポイントを探しましょう。
次のような条件があれば、値引きのチャンスです。
- 同じようなスペックのハウスメーカーよりも少し高い
- 他のハウスメーカーと同じくらいの価格・スペック
交渉ポイントを探すときには、ハウスメーカーの営業マンが納得しやすいものが良いです。
営業マンが納得しやすい値引き理由を選択することで、単に「値引きしてください」と伝えるよりもすんなりと値引きをしてくれるようになります。
交渉によって契約するかを決める旨を伝える
次は営業マンに交渉するときのコツです。
営業マンと打ち合わせをするときに、「交渉結果によって契約するかどうかを決める」と伝えましょう。
そうすることで、営業マンは「ここで値引きしないと他社で契約してしまうかも・・・」と考え、伝えないよりも大幅な値引きしてくれます。
理由と価格を明確に交渉する
値引き交渉では、値引きを要求する理由と値引きの金額を伝える方が効果的です。
前項で考えた交渉ポイントを活用し、営業マンが納得できる値引き理由を提示しましょう。
そして、具体的にどのくらいの値引きを求めるのかを含めて交渉してください。
値引きの目標額が定まっていると営業マンとしても値引きの可否を検討しやすくなります。
交渉に応じてくれた場合契約する意志を伝える
値引き交渉では、値引きをしてくれたら契約する旨を伝えることも重要です。
営業マンに「ここを乗り越えたら契約してもらえる」とゴールを見せることで、営業マンが値引きを頑張ってくれるようになります。
注意点として、営業マンが値引きをしてくれたにも関わらず契約しなかった場合には、営業マンとの信頼関係が崩れてしまうので、契約の予定がなければ伝えない方が無難です。
相見積もりの取り方と契約までの流れ
これまでに相見積もりのメリットや注意点をお伝えしました。
この項目では、注文住宅を建築するための相見積もりの方法を紹介し、契約までの流れをお伝えします。
相見積もりをとるための方法を紹介するので、しっかりとチェックしてくださいね。
相見積もりの取り方
まずは、相見積もりをとる方法を紹介します。
相見積もりをとる方法は次の2通りです。
- 住宅展示場に出向いて1社ずつ見積もりをもらう
- 資料請求サービスを利用する
住宅展示場の場合、実際にモデルハウスを見学できるので完成後をイメージしやすいメリットがあります。
ただし、1社回るために3時間程度必要なため、複数社の見積もりを取るためには多大な時間と労力が必要となります。
一方で資料請求の場合、自宅に居ながら複数社の資料を請求することができます。
請求した資料や価格、内容をもとに、ハウスメーカーの候補を検討することが可能です。
ある程度候補を絞って住宅展示場へ行くことで、見学するハウスメーカーの数を減らすことが可能となり、時間と労力を大幅に節約することができます。
そのため、時間と労力を大幅に節約できる資料請求サービスをおすすめします。
相見積もりから契約までの流れ
相見積もりから契約までの流れは次の通りです。
- 相見積もり:予算と要望をもとに複数社から見積もりを取る
- 打ち合わせ:相見積もりをしたハウスメーカーと予算や要望の刷り合わせ、見積書に関する疑問点の解消
- 価格交渉:交渉ポイントをもとに価格交渉
- 最終確認:後述のポイントをもとに契約するかを判断
- 契約
契約前の最終確認ポイント
最後に、契約前に確認すべきポイントを紹介します。
契約前の確認ポイントは次の3つです。
- 提案内容はあなたの要望を実現しているか
- 建築費用総額があなたの予算内か
- 営業マンと一緒に家づくりしたいと思えるか
3つのポイントをクリアすることができれば、安心してハウスメーカーと契約しましょう。
まとめ:注文住宅を建てるなら相見積もりは必須!
この記事では、次のことをお伝えしました。
- 注文住宅における相見積もりのメリット3選
- 相見積もりを取るべきハウスメーカーの数
- 注文住宅の相見積もり取るときのポイントとマナー
- 注文住宅の相見積もりで確認すべきこと
- 相見積もりで比較するときの注意点
- 相見積もりをして値引きする方法
- 相見積もりの取り方と契約までの流れ
注文住宅を建築する際には、相見積もりをすることで次のメリットがあります。
- 選択肢が増える
- 適正価格で建築できる
- 値引き交渉が可能
マイホームの満足度を高めつつ、建築費用を抑えることができるので、相見積もりは必須です。
相見積もりを取る方法として、資料請求サービスを利用することで時間と労力を削減できます。
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- 要望をもとに間取りプランを作成してもらえる
- 資金計画書(見積書)を作成してもらえる
- (購入が必要な場合)土地も探してもらえる
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自宅に居ながらスマホでポチポチするだけで相見積もりできるので、忙しいあなたにもピッタリです。
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