家づくりの視野を広げる重要性

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家を建てる前に知っておきたい2つのこと

私は、家づくりを始める前には、

2つの重要な要素があると考えています。

 

  • 建てたい家をしっかりとイメージする。
  • 視野を広げて情報収集をし、各社の意見を比較する。

 

当サイト内でも、たびたびご紹介していることですね。
ここでは、この2つの要素の重要性について、
詳しく解説していきたいと思います。

※おことわり。

このページには、少々批判的とも受け取れる意見が出てきますが、
特定の人物、メーカーを非難する目的で書いているものではありません。
あらかじめご理解願います。

 

さて、この2つの要素を説明するために、
『24時間換気システム』を例に挙げたいと思います。

 

『24時間換気システム』は、
家の中にきれいな外気を取り入れ、常に空気を循環させることで、
「快適」かつ「健康」に良いとされている設備です。

大手ハウスメーカーをはじめ、多くの住宅会社が採用していおり、
特に『高気密住宅』には欠かせない設備といえるでしょう。
これを目当てに住宅会社を選ぶ人もいるほど、人気の高い住宅設備です。

 

24時間換気システム

 

 

ですが、この『24時間換気システム』には、
こんな背景があるのをご存じでしょうか?

 

24時間換気システムは、なぜ開発されたのか

 

そもそも、なぜ24時間換気をし続けなければならないのか?

 

その原因として『シックハウス症候群』が挙げられます。
現在の一般的な住宅には、科学物質が含まれる建材、
構造用合板や集成材、ビニールクロス、塗装剤、防腐剤などが使われています。

 

 

中でも特に有名なのが、合板や集成材に含まれる
“ホルムアルデヒド”という科学物質です。
科学物質は目で見ることはできませんが、
建材から空気中に漏れ出して、吸い込んでしまうと、
アレルギーや喘息、肌荒れ、吐き気、じんましん、記憶力の低下...
などと言った、様々な健康被害を及ぼします。

 

 

家の中にいるだけで、
“気づかぬ間に病気になってしまう”という、
非常に恐ろしい状況にあったのです。
現在は、ホルムアルデヒドの含有量は軽減されましたが、
今でもほぼ全ての合板に使われています。

 

 

ハウスメーカーの建てる住宅は、
特に『高気密住宅』では、その気密性が高すぎるために、
家の中から科学物質が排出されることなく充満してしまいます。
湿気やにおいなども外に出ていくことができません。
“24時間換気をし続けなければ”、シックハウス症候群を発症してしまうのです。

 

このような状況があったために、
『24時間換気システム』は誕生しました。

 

シックハウス症候群

 

 

では、「ハウスメーカーや高気密住宅の全てが悪いのか?」
そう聞かれれば、私はそのようには思っておりません。

 

 

ハウスメーカーの建築は、
高品質な住宅を、素早く安定して供給するために
研究開発が繰り返され、システム化された素晴らしいものです。
一般的な工務店でハウスメーカーと同等レベルの住宅は、
設備や性能面からみて大変困難であると考えています。
違う価値をもつ住宅として比較をしなければなりません。

 

 

『高気密住宅』に関しても、
しっかりと建築基準法の基準値をクリアしていますし、
昨今懸念されている『異常気象』などを考えると、
日々の快適さと家族を守るためには必要なものだとも考えています。

 

 

▼ ここで、先に挙げた本題に戻りましょう。

  • 建てたい家をしっかりとイメージする
  • 視野を広げて情報収集をし、各社の意見を比較する。

 

ここまでの話をふまえて、
この2つが重要な理由を解説していきます。

 

【建てたい家をイメージする】

家づくりを開始して、住宅会社に相談をしにいくと、
自社の建築の良さについて説明を受けます。
これは至極当然のことですが、場合によっては、
あたかも「うちで建てなければ、あなたの望みは叶いませんよ」
とでも言うかのような説明を受けることがあるのです。

 

 

私は実際に高気密住宅メーカーから、
「24時間換気システムがなければ、快適な生活はできません。」
というニュアンスの説明を受けたことがありますし、
堂々とHPやカタログに記載しているメーカーも存在します。

 

 

この時、あらかじめ「建てたい家のイメージ」をもっていなければ、
「そうなんですか^^ じゃあそれにします!」と、
まるで“洗脳”されてしまったかのように、購入に至ってしまう。
というケースは数多くあると考えています。

 

 

“知らないこと” “経験したことがないもの” “明確にイメージできないもの”
これらの購入決断をする際には、
プロの意見は絶大な決定要因になります。

 

 

私自身も、普段の生活の中で、
電化製品を買う時や知らないレストランに入った時に、
店員さんからのおすすめを受け、ほしくないものまで購入してしまい、
後悔した経験が山程あります。^^;

 

これが数千万円もする注文住宅では、笑い話ではすみません。

 

【視野を広げて情報収集をし、各社の意見を比較する】

家づくりの視野を広げるというのは、
具体的には「違う意見、情報を見聞きしてみる」ということです。

 

 

再び『24時間換気』を例に挙げますが、
『高気密住宅』を取り扱っている工務店に話を聞きに行くと、
“しかたなく”24時間換気をしはじめたにも関わらず、
「健康や快適さのために必要不可欠なシステムです。」
このような説明を受けるでしょう。

 

これはこれで全く問題ありませんが、
大切なのは、“それをしていない住宅会社”にも意見を聞いてみることです。

 

 

私は無垢材のみを使用した住宅を扱っている大工ですので、
その方面から、私の意見を少し申し上げますと、
自然素材ならば、換気などしなくとも健康に暮らすことができます。

24時間換気の家に住んだからといって、それだけで健康になることは難しいですが、
自然素材の家なら、それだけでも健康に良い影響が得られます。

 

自然素材の家

 

今の住宅であれば、高気密にまでしなくとも
冷暖房もよく効きますし、快適に過ごすことができます。
無垢材の質感や温かみは、心の平安を取り戻させてくれます。
※工務店の施工方針、技術レベルによって異なります。

 

十分な判断材料を得た上で、最善の決断を下す

 

両者の意見を聞いてから、総合的に判断することが大切です。
さらに別の考えをもつメーカーに話を聞くのも良いでしょう。

一番良くないのは、「高気密!」と最初から決めこんでしまい、
高気密メーカーのA社B社C社だけに話を聞きに行くことです。
「無垢材!」「デザイン住宅!」「低価格!」なども同様です。

 

 

複数の異なる意見を聞いてから、最終的に

・異常気象に負けない快適な家がほしい。

・災害に強く、家族と財産を守りたい。

・猛暑地、寒冷地のため高気密は必要不可欠。

・家だけ自然素材でも、外に出れば同じだろう。

このような結論をもたれたら、こちらを選択されるべきだと思います。

 

 

しかし、「絶対に〇〇!」と考えていた人が、
私に仕事を依頼してくださることもよくあることなのです。
図面が完成して契約書にサインするところまでいった方が、
直前になって自然素材に切り替えたというケースもありました。

 

 

これらは、少々面倒であるかもしれません。
しかし、家は人生でいちばん高い買い物です。
一度決めて着工してしまえば、後戻りはできません。
後で気が変わったからといって、返金されることもありません。

 

 

住宅会社選びは慎重に。じっくり検討してから決定しましょう!
ここまでを慎重におこなって、決心がついた後はとても早いです^^

打ち合わせがスムーズになり、その会社の長所を最大限に活かした、
“心から満足できる家”が手に入るのです!
5年後、10年後、20年後に後悔することもないでしょう^^

 

ぜひ実践されてみて、
素敵な住まいを手に入れられることを、心から願っています。

 

リビングルーム

 

 

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