本コンテンツでは、ハウスメーカーの
「スウェーデンハウス」についてご紹介します。
北ヨーロッパのスウェーデンの住宅建築技術を用いた住宅を
専門に扱うユニークな住宅メーカーであり、
その高いクオリティと特徴的な構造は
根強い人気を誇っています。
また、どちらかと言うと富裕層向けのイメージが強いのですが、
スウェーデン家具量販店のIKEAと協同で
若年世代向けの「SAKITATE」シリーズも展開しており、
将来的に家を建てることを検討している
若年世代からの注目も集めています。
マイホームを建築する人から
スウェーデンハウスの注文住宅が支持される要因は、
何なのでしょうか。
これを明らかにするために、本コンテンツでは
スウェーデンハウスの注文住宅の
特徴やメリットなどをご紹介していきます。
ハウスメーカーの坪単価に関する比較一覧を知りたい方は、ハウスメーカーの坪単価比較ランキングの記事もご覧ください。
スウェーデンハウスの特徴
スウェーデンハウスの住宅は
北ヨーロッパ住宅の技術を用いていることから、
日本の住宅メーカーには
あまり見られない様々な特徴を持っています。
それでは、以下で具体的に見ていきましょう。
高い断熱性、気密性、遮音性
スウェーデンハウスの注文住宅は、
寒冷地であるスウェーデンで長年培った技術により
断熱性、気密性、遮音性を非常に高いレベルで実現しており、
これは同社の最大のセールスポイントのひとつです。
スウェーデンハウスの注文住宅は
木製サッシにトリプルガラスが組み込まれています。
これは、サッシの枠が木材から出来ていて、
ガラスの部分は2層ではなく3層となっているものです。
木製サッシの断熱性能は樹脂の
約1.4倍、アルミの約1,700倍です。
さらに躯体の中で断熱が途絶えないように継ぎ目にも
気密フィルムを挟み込むなど、徹底しています。
これにより、高い断熱性と気密性、遮音性を実現しているのです。
特に断熱性においては、日本の北海道や
東北地方など寒い地域においても高い評価を得ています。
ハイクオリティな木材
スウェーデンハウスが採用する木材は、
全て本国スウェーデンで樹齢80年前後の中から厳選されたものであり、
かつEU加盟国の基準を満たす製品に付けられる
「CEマーキング」の認定を受けています。
当然ながら、日本の国土交通省の認可・指定も受けています。
この木材の特徴としては、寒冷地でゆっくりと育ったため
年輪の間隔がきわめて狭く、その分堅さがあり丈夫である点です。
この木材を一般的な日本の住宅で用いられる
2×4材(38mm×89mm)の1.6倍の面積となる
45mm×120mmというぜいたくなサイズで
外壁の枠組材に用いることで、
高い強度を持つ躯体を実現しています。
また、躯体に変形が生じる一因として
木の含水率が挙げられますが、
スウェーデンハウスが採用している木材の含水率は15%以下であり、
これはJAS基準となる19%以下を大きく下回る数値です。
実際に、スウェーデンハウスの築17年目の住宅で
躯体に用いている木材の含水率を計測したところ、
11%という数値結果が出ています。
耐火性・耐震性
スウェーデンハウスの注文住宅では、
「モノボックス構造」を採用しています。
これは構造材と構造用合板で形成された壁パネルを、
それぞれ強固に接続して箱として一体化し、
これにより地震の揺れを「面」で受け止めて分散させるものです。
なお、先述の躯体と同様に、壁の木質パネルには
2×4の1.6倍もの太さの構造材を使用しています。
これによる強い耐震性は、
阪神淡路大震災の2倍にもなる揺れを与える
同社の耐震実験などで証明しています。
耐火性においては、スウェーデンハウスでは
不燃材料を用いたパネルや火災に強い木製サッシなどを採用し、
優れた耐火性を実現しています。
さらに、火災保険費用が軽減される
「省令準耐火構造」になっています。
日本で唯一の防蟻機能
後述しますが、スウェーデンハウスの注文住宅は
日本のハウスメーカーが提供する住宅とは比較にならない
高い耐久性を有しています。
これを可能ならしめている機能のひとつが、防蟻機能です。
具体的には、外壁パネルの防腐と防蟻処理にホウ酸を使用し、
木材腐朽菌とシロアリから木材を守っているのです。
もちろん、ホウ酸は人体に無害です。
なお、欧米では防腐と防蟻処理に
ホウ酸を使用することはごく一般的ですが、
日本のハウスメーカーでホウ酸を使用しているのは
スウェーデンハウスのみです。
50年間の長期無料検診システム
日本のハウスメーカーの長期無料点検期間は、
概ね30年から35年程度です。
その中で、スウェーデンハウスは
50年間という長期間の無料定期健診システムを導入しています。
さらに、オプションですが構造躯体または
メンテナンス工事に対する、プラスの10年保証制度があります。
これは、スウェーデンハウスの住宅が
50年を超えても住むことが可能なように
設計・建築されていることの裏返しのひとつでしょう。
専用の住宅ローン「ファミリエ50」がある
スウェーデンハウスの住宅を購入するに際して、
協同住宅ローン株式会社が開発した
スウェーデンハウスの注文住宅専用ローンである
「ファミリエ50」が活用できます。
住宅ローンは通常35年が最長ですが、
スウェーデンハウスの注文住宅であれば
50年間でも対応可能なのです。
これは、金融機関がスウェーデンハウスの住宅の
資産価値を高くシミュレーションしていることの証左でもあります。
スウェーデンハウスの家づくりに対するこだわりとは
スウェーデンハウスの家造りには、
北ヨーロッパならではの様々なこだわりがあります。
以下でそれを見ていきましょう。
バリアフリーにこだわる
スウェーデンは、言わずと知れた福祉先進国です。
スウェーデンハウスは、健常者に限らず
高齢者や障がい者でも快適に暮らせる家造りを実現するため、
本国スウェーデンの知恵と経験を取り入れた
バリアフリー構造を随所に採用しています。
その工夫は、広い廊下や窓のチャイルドロック機構、
緩やかな階段の勾配、さらには温度のバリアフリー機能など、
さまざまです。
耐久性にこだわる
スウェーデンでは、住宅は子孫に伝承するものという発想があります。
具体的な数値でみると、
日本の平均的な住宅耐用年数が30年であるのに対して、
スウェーデンでは何と95年です。
もちろん、スウェーデンハウスの家造りにも
その発想は受け継がれており、
長期優良住宅の要件のひとつである
「構造躯体の使用継続期間が少なくとも100年程度となる措置」
を標準でクリアしています。
スウェーデンハウスの工法
多様な選択肢
家を注文するに際して、スウェーデンハウスでは
顧客が間取りから考える完全な自由設計方式と、
同社が用意したラインナップから
顧客の希望に応じてアレンジや
オプションを加えていくセミオーダー方式を選ぶことができます。
セミオーダー方式でもラインナップは豊富であり、
デザインやコンセプトなど、多様な選択肢があります。
これにより、あなたの理想に近い家作りも可能なのです。
なお、スウェーデンハウスは注文住宅に限らず
分譲住宅も提供しています。
土地探しを行なうつもりはなく、
かつ注文住宅にこだわらないという方であれば、
スウェーデンハウスの分譲住宅も選択肢のひとつでしょう。
工法は2×4を採用
スウェーデンハウスでは、
2×4(ツーバイフォー)という工法を採用しています。
これは日本の木造住宅で
一般的な柱と梁で骨組みを作っていく軸組工法とは異なり、
床・壁・天井の「面」で建物を支える工法です。
この工法により、短い工期、耐震性、優れた断熱性を実現しています。
念入りな基礎造り
スウェーデンハウスは、
建物の基礎造りを極めて念入りに行います。
基礎の強度を高めるために、
基礎コンクリートを打った後の養生期間をとても長く取ります。
その後はパネル工法で
あっという間に屋根まで組み立ててしまうというスピード感です。
基礎の養生期間が短く、
屋根を作る前に雨に降りこまれてしまうような
他のハウスメーカーよりも、施工行程の面で優れているといえるでしょう。
スウェーデンハウスの注文住宅の見積もり及び坪単価
オーダーメードの住宅が中心であるため
一括見積もりは難しいのですが、
スウェーデンハウスの新築注文住宅の平均坪単価は
65万~100万円程度 と言われており、
他のハウスメーカーの平均坪単価の相場が
50万から80万円程度であることを考慮すると、
費用が「高い」ことは事実です。
しかし、そもそもスウェーデンハウスは
ローコスト住宅のハウスメーカーではありません。
これまで述べてきた他のハウスメーカーには無い特徴や
高い耐久性を考えると、それに見合う資産価値なのだから
当然と言えるのかもしれません。
また、日本で唯一の北ヨーロッパ注文住宅であるブランド価値も、
坪単価に反映していると考えられるでしょう。
スウェーデンハウスの実績
2017年の着工件数は1700件であり、
2016年3月期の売上高は約354億円と、
中堅ハウスメーカーとしては堅調であると考えられます。
スウェーデンハウス単体の決算を開示していないため
詳細は不明なのですが、親会社のトーモクの
2019年3月期の決算短信を見ると、
前年同期比で増収増益を達成している模様です。
また、2017年には
「オリコン日本顧客満足度ランキング ハウスメーカー注文住宅」
で3年連続の1位を受賞しています。
このように、スウェーデンハウスの会社としての実力と
顧客からの支持は、申し分ないことがわかります。
以上
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