当サイトは広告を含みます

親からの住宅資金援助はどう受ければよいか?贈与税の基礎控除とは

通帳と印鑑

マイホーム購入ともなれば、その金額は大きなものです。
そのため親から住宅資金を援助してもらったり、
お祝い金をもらうという例は多いですが、
その全てに贈与税がかかるわけではありません。
贈与税が発生するかどうかのボーダーラインはご存知でしょうか?
もし、ボーダーラインを超えてしまったとしたら、
税率はどのくらいなのでしょう。
数十万、もしくは100万程度の金額の授受について見てみましょう。

タウンライフ家づくり

住宅会社から無料で家づくりのプランがもらえる「タウンライフ家づくり」を利用すれば、

  • 理想を叶えてくれる住宅メーカーが見つかります
  • 複数社の見積りを比較するから適正価格が分かります
  • 間取りや土地の提案がもらえて家づくりが一気に進みます

\3分で完了!/

贈与税の基礎控除とは

まず結論として、110万円までなら贈与を受けても非課税になります。
この110万円を「基礎控除」と呼び、
贈与財産から控除(差し引く)できる金額となります。
例えば、120万円の贈与を受けた場合は、
120万円から110万円を控除した10万円が課税対象になるのです。
基礎控除内ならば申告の必要はなく、
「相続時精算課税制度」や
「住宅取得等資金にかかる贈与税の特例」
などのような特殊要件もありません。
また、課税計算は下図の速算表に当てはめるだけ。
非課税枠はそう大きなものではありませんが、
シンプルで分かりやすいのは大きな魅力です。

【図表A:相続税の一般税率】

基礎控除後の課税価格200万円超~300万円以下300万円超~400万円以下400万円超~600万円以下600万円超~1000万円以下
税率15%20%30%40%
控除額10万円25万円65万円125万円

※最高税率は4,500万円超、55%

仮に大きな援助を受ける場合でも、
急ぎでなければ数年に分けて贈与を受けることも可能ですね。

基礎控除の注意点

贈与暦年課税とは

基準は1月1日~12月31日までの1年間が基準となるため、
年初に110万円の贈与を受けた場合は、
同年中は控除の枠がありませんのでご注意ください。
これを暦年課税と呼びます。
また、1年間110万円の上限は、受贈者1人あたりの上限です。
贈る人ごとの要件ではありません。
つまり、両親2人から110万円ずつの贈与を受けたなら、
合計220万円となり110万円超過部分が課税されます。

110万円以下でも贈与税がかかるケースとは?

先ほど、大きな金額でも年数を分けて受贈すれば
贈与税がかからないと記載いたしましたが、
定期金給付契約とみなさた場合は課税されるので注意が必要です。
例えば、毎年100万円を10年間にわたり贈与している場合は、
「10年間にわたり100万円ずつ受け取る契約」だとして贈与税がかかります。
贈与の基本的性質は単発で発生するものなので、
継続性があると違った法的分類がされてしまうことがあるのです。
ご注意ください。

親子間なら更に有利

祖父母からの資金援助であれば贈与税が低くなる可能性がある
実は平成27年1月以降は、
祖父母からの贈与であれば贈与税が低くなる可能性があります。
基礎控除額は変わりませんが、
「特例税率」といって低い税率が適用されるからです。

  • 祖父母など直系尊属からの贈与である(義父母は対象外)
  • 受贈者がその年の1月1日において20歳以上である

上記2つの要件さえ満たせば、特例税率を適用できるのです。

【図表B:贈与税の特例税率】

基礎控除後の課税価格200万円超~300万円以下300万円超~400万円以下400万円超~600万円以下600万円超~1000万円以下
税率15%20%30%
控除額10万円30万円90万円

図表のAとBを比較すると、
110万円の基礎控除額は同じですが、税率が異なることが分かります。
特例税率は受贈額が300万円を超えるとメリットが生じますね。
ただし、適用を受けるためには
父母等からの贈与であることを証明するために
戸籍謄本や抄本など一定の書類を提出する必要があります。
なお、一般の税率が適用され得る贈与と、
特例税率が適用される贈与が行われた場合、
まずは別々に110万円の控除×税率で計算します。
その後各財産の全体財産における割合に応じて合算します。

※計算方法の詳細は国税庁HPをご覧ください

贈与税の基礎控除は、
他の軽減特例や非課税特例に比べ身近なものではないでしょうか。
要件や税率を知って、ぜひ活用されてみてはいかがでしょうか?

注文住宅を検討中なら「タウンライフ家づくり」

「タウンライフ家づくり」はハウスメーカー・工務店から無料で家づくりのプランがもらえるサービスです。

タウンライフ家づくり

家づくりでこんなお悩みはありませんか?

  • 理想の家はいくらで建つの?
  • 情報収集はどうすればいい?
  • 住宅メーカーの比較が難しい
  • 間取りを具体的にイメージしたい

タウンライフ家づくりを利用すれば、そのようなお悩みを解決できます。タウンライフ家づくりには以下のようなメリットがあります。

  • 理想を叶えてくれる住宅メーカーが見つかる
  • 複数社の見積りを比較するから適正価格が分かる
  • 家にいながら簡単&効率的に検討できる
  • 間取りや土地の提案がもらえて家づくりが一気に進む

\3分で完了!/

タウンライフ家づくりでもらえる家づくり計画書には、具体的な3つのプランが記載されています。

  • 理想のくらしに合わせた「間取りプラン」
  • 土地費用・諸費用も含めた「資金計画」
  • 間取りを考慮した希望エリアの「土地提案」

全国1160社以上の住宅メーカーがオリジナルプランを提供しています。信頼と安心の大手ハウスメーカーも36社以上が掲載されています。

タウンライフ家づくりに掲載されている大手ハウスメーカー

\3分で完了!/

以下はタウンライフ家づくりを利用して、ハウスメーカー・工務店からもらえる間取りプランの一例です。

間取り図

タウンライフ家づくりを利用すれば、家づくりに役立つプレゼントももらえます。

タウンライフ家づくりを利用した人限定のプレゼント「成功する家づくり7つの法則と7つの間取り」
成功する家づくり7つの法則と7つの間取り

\3分で完了!/

実際のクチコミや評判を紹介します。

手早いカタログ情報入手には最適
カタログ請求をして、しばらくしないうちにたくさんのハウスメーカーからカタログが届きました。どんなハウスメーカーがあるのか、どんなデザインや機能があるのかなどの住宅に関する情報を手早く入手出来た点は非常に良かったと思います。

30代男性/栃木県
2024年11月23日

家づくり初心者に分かりやすく、オススメ
何も分からない中、家族で話した希望をそれぞれ入れて、それに沿って結果からオススメが出てきて、希望に合った先を紹介してくれたので、その後の担当者の方ともスムーズに話を進めることが出来た。最終的に予算におさまり、希望通りの家づくりが叶うところに決めることが出来ました。

30代女性/群馬県
2024年11月25日

ハウスメーカーを沢山紹介してくれました
地域の工務店やメーカーに詳しくなくても、条件に合うプランを提案して頂き家づくりのきっかけになりました。また同時に資料も頂ける為、何をどのように始めればいいのかが分かりやすく、自分の希望を明確にする事ができました。

20代男性/福岡県
2024年11月22日

注文住宅を検討中なら、「タウンライフ家づくり」を利用するのをオススメします!

\3分で完了!/

税金・補助金・保険
古河 忠雄

現役の大工です。新築、ハウスメーカー、建売、リフォーム、設計事務所、様々な案件を経験してきました。都市計画の一環として、新宿の高層ビル内にお寺の本堂を造るということで、大手ゼネコンの仕事をしたこともあります。あるお客さんから、「家を建てるのは大工なのに、大工さんの意見を聞く機会ってなかったんだよね」と言われたことがきっかけで、このサイトを開設しました。自身の大工としての経験から、家づくりに関する情報を発信しています。皆さんのより良い家づくりに、少しでもお役に立つことができれば幸いです。

古河 忠雄をフォローする
タイトルとURLをコピーしました