ハウスメーカー「住友林業」の坪単価や特徴

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ハウスメーカー「住友林業」の注文住宅の概要

 

本コンテンツでは、
「住友林業」の注文住宅の
主な特徴やメリット、家づくりのこだわり、
工法、坪単価、実績
などについて紹介しています。

 

社名にあるとおり、
創業時の事業である山林事業を中心に
発展を遂げてきた会社であり、

 

特に山林事業から派生した同社の注文住宅事業は、
同社が自前で提供する
高品質な木材をはじめとして、
高い評価を受け続けています

 

ハウスメーカーの坪単価に関する比較一覧を知りたい方は、ハウスメーカーの坪単価比較ランキングの記事もご覧ください。

 

 

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住友林業の特徴

素材の「木」を活かす住友林業の技術は、
木造住宅の分野で高い評価を得ています。

 

他にもハウスメーカとしての
住友林業が提供するサービスを含め、
その特徴を見ていきましょう。

 

 

「涼温房」という省エネ設計

住友林業の注文住宅は、
暖房や冷房に頼りすぎない生活環境を実現するため
同社の住宅に用いられる木材と、
周辺環境および日差しや風、
周辺の緑といった自然との調和を
最大限に活かした間取りにより
快適な住生活環境を実現する、
涼温房という設計手法を採用しています。

 

住友林業の間取りへのこだわりと
環境への配慮は、このような点にも現れています。

 

これにより、光熱費については
従来の家よりも大きく削減することが可能です。

 

木材以外の建築素材の特性を活かした
高気密性・高断熱性の実現には
あまり重点を置いていないようですが、
壁にグラスウールを採用することによる断熱性や遮音性
窓にペアガラスによる遮音性向上などの工夫も見られます。

 

木材を活かした優れたデザイン

住友林業は自社で森林事業を行っており、
原木伐採から製品加工まで
一貫して行っていることから、
木材に対する知見や技術が非常に高いことが特徴
です。

 

この知見や技術は住宅造りにも
最大限に活かされており、
特に天然木材の素材感と特徴を
最大限に活かした優れたデザイン
は、
マイホームに和風建築や木の家を嗜好する層から
根強い人気を誇っています。

 

天然木による優れたデザインの住宅は、
住友林業のブランドイメージにもなっています。

 

 高い耐震性

住友林業の注文住宅では、
同社独自の「きづれパネル」という耐震壁を
採用
しています。

 

これは木造軸組工法の耐力壁という
建物の耐震性強化のために用いられるパネルであり、
ホワイトウッドやカラマツを
格子状に組んだ材料で作られています。

 

耐力壁1枚当たりの強度を表す壁倍率は
最大で約5.0倍
です。

 

一般的な木造軸組工法に用いられる
構造用合板や筋交い等の材料が用いた
耐力壁の壁倍率は約2.5倍程度であることから、
この「きづれパネル」が
いかに耐震性向上に優れているか
ご理解いただけると思います。

 

また、住友林業の注文住宅では
後述するマルチバランス構法で、
これも同社独自の
地震エネルギー吸収パネル」を採用しています。

 

これは、運動エネルギーを
熱に変えて吸収する性質を持つ
「高剛性・高減衰ゴム」をパネルに固定したもので、
地震による建物の変形を、
一般的な工法比で
最大約70%軽減することが可能とされています。

 

家を建てるなら耐震性の高い
木造住宅
を検討したい人にとって、
住友林業の注文住宅は大変魅力的です。

 

自由度の高い設計プラン

住友林業が提供する
「Forest Selection BF」では
1000種類の設計プランがあり、
この中から自身で選んでいくことで、
顧客の理想に限りなく近い
住宅設計を実現することができます。

 

ベースとなっているプランは
住友林業の建築士や
設計プランナーなどの専門家が作成しており、
間取りには数多くの住宅を手がけてきた知見と
経験が活かされていることから、
建築知識のない人にも安心です

 

長期の保障期間と専門家常駐のコールセンター

住友林業の注文住宅の保証期間は、
10年以降は5年ごとの延長で最長30年
です。

 

国が定める
住宅瑕疵担保履行法の
保証期間は10年であることから、
住友林業が施工・引渡し後も
長期にわたり顧客をフォローしていこう
という姿勢がうかがえます。

 

また、住友林業には
24時間365日体制のコールセンターが設けられており、
専門の技術者が常駐・対応していることが特徴です

 

高い提案力

他のハウスメーカーではほとんど見られないのですが、
住友林業ではたとえ契約前でも
営業パーソンに設計士や
ハウスプランナーなどの専門家が同行
し、
顧客からの各種相談に応じます。

 

土地探しの段階から応じるケースもあります。

 

そのため、営業パーソンだけでは賄えない
専門知識を補完することで、
顧客に対し
質の高い提案を提供することが可能なのです。

 

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住友林業の家造りに対するこだわりとは

住友林業の家造りに対するこだわりとは

 

住友林業の家造りには、
他のハウスメーカーには見られない
同社特有のこだわりがあります。

 

以下でそれを見ていきましょう。

 

木にこだわる

住友林業の大きな特徴のひとつは、
日本をはじめとして世界各地に
良質な木材を生産する
森林へのネットワーク
を有しており、

 

そのため他社には見られないほど
天然木に対してのこだわりがある
ということです。

 

また、国内に限らず世界各地でも
森林運営会社と業務提携していますので、
そこで採れる銘木も積極的に
住宅に採用しています。

 

そのため、
木材にこだわりのあるのユーザーにとっては、
国内外に限らず大変に魅力ある木材を
幅広く提供可能です。

 

国産材・輸入材を問わず、
品質面はもちろん環境面でも
持続可能性を目指して
木材を調達していることが
住友林業の強みとこだわりでもあります。

 

自前の施工にこだわる

大手ハウスメーカーでは、
設計や資材調達は自社で行うものの、
肝心の建築工事は下請けの施工会社に
丸投げしている会社が多いものです。

 

一方、住友林業では施工チームを自社で抱えており、
その施工チームで住宅の工事全体のうち
実に7割程度を手掛けているのです

 

住友林業の高い技術力と経験の蓄積は、
このような同社の自前主義による賜物なのです。

 

総合力にこだわる

住友林業は、グループに
多様な事業会社を有しています。

 

グループの総合力を生かし、
土地探しから注文住宅の受注、
メンテナンス、リフォーム、
賃貸や売買仲介に至るまで、
一貫してサービスを提供できることを強みとしています。

 

住友林業の工法

住友林業の注文住宅の工法

 

住友林業の注文住宅では、
「ツーバイフォー構法」「マルチバランス構法」
「ビッグフレーム構法」と、
3つの構法を採用しています。

 

これにより、木造住宅では
他社でも見られないような
高い耐震性を実現しています。

 

それでは、それぞれを具体的に見てみましょう。

 

ツーバイフォー構法

住友林業のツーバイフォー構法は、
日本の木造住宅で一般的な
柱と梁で骨組みを作っていく軸組工法とは異なり
、床・壁・天井など6つの「面」で建物を支えて、
建物のねじれや変形を防ぐ構法です。

 

この工法により、短い工期、耐震性、
優れた断熱性を実現
しています。

 

また、住友林業のツーバイフォー構法は、
木材に対する独自の技術により、
日本の気候に合わせたものとなっていることが
最大の特徴です。

 

マルチバランス構法

マルチバランス構法は、
日本家屋の伝統的な構造である
木造軸組構造」に、
収縮や変形が起きにくい「スーパー檜」や、

 

先述した耐震性向上のための
同社独自の素材である「きづれパネル」、
さらに高強度な耐力面材である「Dパネル」を
躯体外周部になどにめぐらすことにより、
高い耐震性能を実現しています。

 

これに加えて床部分では、
剛床パネル、シージングせっこうボード、
木質フロアを組み合わせた
厚さ48.5mmの三層床構造を採用しています。

 

この三層床構造の強度は
一般的な剛床パネルの4.51倍であり、
地震の横揺れに対して
床の水平構面の変形を防ぐ
ようにしています。

 

ビッグフレーム構法

ビッグフレーム構法は重量鉄骨造に近く、
梁勝ちラーメン構造で
木造住宅建築を可能にした構法です。

 

この特徴は、105mm×560mmの太さの柱を
主要な部分に配置していることです、
一般的な柱の寸法である105mm角と比較すると、
いかに頑強な構造材を採用しているか
ということが伺えます。

 

この柱は長方形であるため、
柱そのものが室内に露出することはありません。

 

このため、広々とした空間と
柔軟な内装の実現が可能
です。

 

そして、ねじ形状の金物を梁と柱の間に
隙間無く埋め込むことで強固に固定し、
地震に対して高い強度を実現しています。

 

ビッグフレーム構法のもうひとつの特徴は、
この構法により柱に限らず
耐力壁の数を減らすことを可能にすることで、
さらに自由な空間造りが可能になる点です。

 

狭小な土地に3階建ての建築を検討している人、
将来的に間取り変更のリフォームを予定する人
には、
おすすめと言えるでしょう。

 

住友林業の注文住宅の見積もり及び坪単価

住友林業はオーダーメードの住宅が中心であるため、
坪単価の一括見積もりは難しいのですが、
住友林業の新築注文住宅の平均坪単価は
40~80万円程度
とシミュレーションされています。

 

他のハウスメーカーの平均坪単価の相場が
50万から80万円程度であることを考慮すると、
高価な印象は否めません。

 

しかし、そもそも住友林業は
ローコスト住宅のハウスメーカーではなく、
メインターゲット顧客は
安定した生活を求める高級志向の層です。

 

その高い技術力と高品質な素材、
間取りの高い自由度、
ブランド力を総合的に考慮すれば、
それに見合う資産価値があると考えるべきでしょう。

 

住友林業の実績

2019年3月期の同社の決算短信によりますと、
同社の2017年度中の注文住宅の受注件数は
約7,608件、売上高は2,903億円

好調を維持しています。

 

企業としての住友林業も、前年比で増収増益です。

 

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