『団体信用生命保険』加入時に通常の生命保険は見直すべきか

MENU

団信に入ったら生命保険を見直した方がいい?

住宅ローンを組んで注文住宅を購入する場合、
ほとんどの人が団体信用生命保険(以下、団信)に加入します。
一般的に、団信加入に合わせ生命保険を見直したほうがいいと言われています。

 

 

ここでいう見直しとは、保険金額を削減する方向での見直しとされていますが、
長期のローンを背負うタイミングで保険を縮小するのは正しいのでしょうか?
見直しするべきかどうか、そして見直しを実行する場合のコツをご紹介します。

 

生命保険の見直しをする夫婦

 

■団信の意義と概要

 

団信とは、団体信用生命保険の略で、
その名の通り生命保険の一種です。

 

 

通常の生命保険は、
「65歳まで3,000万円」「20年間、1,500万円」というふうに、
保障金額、保障期間を自分で決めますが、
団信の場合は保障金額は住宅ローンの残高、
保障期間は住宅ローン完済まで、となっており、
住宅ローンのための生命保険ということになります。

 

 

住宅ローンの返済がすすめば、
自動的に保険金額も減少するので、
一般の生命保険よりは割安で加入できるとされています。

 

 

基本の団信は「死亡・高度障害」に備えるもので、
基本スペックの保障ならば民間の住宅ローンではほぼ無料です。
その点も一般の生命保険よりは割安といわれる理由でしょう。
さらに、がん特約や3大疾病特約など、保障範囲を広げることも可能です。

 

 

ただし、保障を手厚くすると保険料が発生するものが多いです。
保険料は借入金額や返済期間により異なりますが、
金利上乗せ型の場合は0.2%程度の上乗せが多いです。

 

生命保険を見直しする理由は

 

生命保険の保険証券

 

団信に次いで、生命保険についても見ていきましょう。
生命保険の目的は遺族保障だけでなく、
自分の葬式代や、相続対策なども含まれますが、
ここでは遺族保障について考えてみたいと思います。

 

 

生命保険は必要保障額を確認し、
必要な額の保険金額で加入することが推奨されています。
遺族保障が目的であれば、
遺された家族の賃貸料金も必要保障額に含まれます。

 

 

しかし住宅ローンを組んで団信に加入すれば、
万が一の時は住宅ローンがなくなるため、
居住費を考慮しなくてよい、といわれているのです。

 

 

しかし、固定資産税や都市計画税といった費用は一生かかりますし、
住宅メンテナンスとして一定のお金が派生します。
本当に保険を削減してもいいのでしょうか?

 

生命保険の減額をすべきか

 

保険の見直しについては、
住宅ローンを組んだならばしておく方がいいでしょう。
元々保険は定期的な見直しが必要ですし、
住宅購入という大きなイベント時は見直しに最適といえます。

 

 

特に住宅ローンの返済が従前の賃貸料金を上回る世帯では、
家計が苦しくなる可能性が高いため、
生命保険に限らず保険全般を見直したいところです。

 

 

■生命保険見直しのコツは

 

見直しが必要な理由として、
火災保険料や地震保険料なども増えることも挙げられます。
団信に加入したからといって、
当然に生命保険金額の減額を進めることはできませんが、
火災・地震保険を合算すると保険料の総額が増えるのは見過ごせません。

 

 

世帯や家族構成によって異なりますが、
保険料の上限は手取り収入の1割程度と考えましょう。
上限の範囲内で優先順位をつけて保険の見直しをしてほしいです。

 

 

例えば生命保険の保険額を減額するときも、
代わりに老後に備えて個人年金を検討する、
保障額は削れないので医療特約を解約する・・・など、
広く保険について家族で話し合いたいです。
保険の棚卸をして、要・不要を判断しましょう。

 

団信加入時の生命保険見直しまとめ

 

住宅を購入して団信に加入したら「生命保険を見直そう」という話は、
決して居住費がかからないからその分削減していい、
などといった単純な話ではありません。

 

 

購入後しても家には一定のお金がかかりますし、
もしかしたら、住宅ローンが支払えず、
ローン途中で家を売ってしまうという事態もありえます。
大きな買い物と、大きなローンを背負うときだからこそ、
家計の負担を考慮し、リスクに備えられるよう保険の見直しをしてほしいと思います。

 

おすすめ関連記事

理想の家づくりを実現するために

すべての人がよい家づくりを望み、
すべての住宅会社がよい家づくりを謳っているにも関わらず、
家づくりで失敗する人が後を絶えないのはなぜでしょうか?

>>失敗しない住宅会社の選び方のページに進む