相次ぐ水害被害に対応する火災保険の水害保障とはどんなもの?

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相次ぐ水害被害に備え水害保障を検討しよう

ここ数年、毎年のように台風や
梅雨前線による大雨が日本列島を襲ってきますね。
がけ崩れによる住宅倒壊、堤防決壊や大雨による床上浸水など、
一般住宅も大きな被害を受けています。

 

 

水の被害を受けた時には、
火災保険が適用される余地があることをご存知でしょうか?
火災保険の保障内容に加え、公的な支援についてもご紹介します。

 

懸念される水害被害に備え、水害保障を検討しよう

 

災害級の大雨や台風とは?

 

内閣府の調査報告によると、
多くの人は水害を身近なものと捉えていないようです。
しかし、日本では毎年のように豪雨や台風などの被害を受けています。
大雨や台風の被害はどの程度私たちの生活に影響を与えるのでしょうか?

 

 

例えば、「2014年8月20日 広島豪雨」と呼ばれる
大雨の被害は広島県だけでも死者70人以上、
全壊住宅も174棟に上りました。
半壊、一部破損も100件以上であり、
床上浸水に至っては1000件以上の住宅被害がありました。

 

 

この災害で死者がこれだけ出たのは
土砂崩れが発生したからですが、平地でも川の水が溢れたり、
堤防の決壊による床上浸水のリスクがあることは変わりません。

 

 

床上浸水すると、玄関や床の掃除が必須です。
掃除にはお金はかからないかもしれませんが、相当な労働力が必要になります。
また、浸水により電化製品やコンセントが壊れる予想されますし、
浸水時間が長くなると、床板の張替え、内壁内の断熱剤の取り換えなど、
家屋にもかなりの修繕費が発生するのです。

 

水害発生時は床の修繕など多額の費用がかかる

 

最近は、台風や前線を原因とする大雨だけでなく、
ゲリラ豪雨と呼ばれる局地的な集中豪雨も増えています。
全国的に水害の被害に合う可能性が高まっているのです。

 

水害で公的な支援は得られるのか?

 

人や家に甚大な被害をもたらす恐れのある「水害」ですが、
公的な支援を受けることはできるのでしょうか?
結論からいえば、水害で公的な支援を得ることはできます。

 

しかし、要件は厳しいです。

 

住宅の場合、被害状況ごとに支援金を受け取れますのでご紹介します。

 

<公的支援の支援金要件>

被害状況

支援金

その他

全壊

100万円

後に住宅を再建・再取得の際は、200万円が加算可能

大規模半壊

50万円

後に住宅を再建・再取得の際は、200万円が加算可能

生活に必須の修繕が発生する場合は応急修理も受けられる

半壊

なし

なし

 

なお、全壊とは住宅が流失、
または浸水のもっとも浅い部分が1階天井まで達した状態です。
大規模半壊でも、床上浸水が1メートル以上という条件があります。
1メートル未満の床上浸水は半壊と判断され、原則として支援はありません。
公的支援はあくまでも被害が深刻な場合のみと考えたほうがよさそうです。

 

地震により全壊してしまった戸建住宅

 

更にいうと、公的支援制度の対象になるには、
「10世帯以上の住宅全壊被害が発生した市町村」
「100世帯以上の住宅全壊被害が発生した都道府県」
などの条件があります。

 

 

地域の人口により世帯数の条件は異なるため、
一概に〇〇世帯以上で認定、とはいえないのが難しいところです。

 

民間の損害保険の補償範囲

 

公的な支援は難しいことがわかりましたが、
では民間の損害保険は頼りになるのでしょうか?

 

 

民間の損害保険の場合、
まずは火災保険に加入し、保障内容に水害を追加します。
民間保険ならば、床上浸水さえすれば、概ね何らかの補償が受けられます。
ただし、火災保険は「建物」と「家財」が別々となっているので注意が必要です。

 

 

建物のみの保険の場合、
対象は住宅流失や床上浸水など、住宅部分の補償しかされません。
電化製品や家具の被害まで補償範囲を広げるにためは、
家財保険にも加入しておきましょう。

 

 

火災保険に加入の場合は、範囲をしっかり確認することが大切です。
床上浸水だけでなく高潮・土砂崩れなども補償されるのかどうか、
自己負担額や限度額の設定などもしっかり確認しておきましょう。

 

 

また、水害ではありませんが、
一緒に被害を受ける恐れがある落雷補償。
そして風災、雪災補償で、強風や雪などで
屋根や壁が被害を受けた時への備えもしておきたいです。

 

 

損害保険は情報の露出が少ない保険と思われがちですが、
保険ショップにいけば割合パンフレットを見つけることができます。
損害保険のパンフレットがなくとも、
ネットで検索すれば情報を入手することができます。

 

 

住んでいる地域や建物の構造(鉄筋か木造か、等々)、
家財の設定金額などで保険料が変わるため、
保障内容・補償額と保険料の折り合いをつけて加入できるのも嬉しいです。
シミュレーションを行い、ちょうどいい到達点を見つけてください。

 

 

火災保険の水害保障まとめ

 

水害は地震や火事に比べると過小評価されやすい災害ですが、
異常気象が頻発する昨今、備えが必要な災害です。
公的な支援は限定的であるため、保険や預貯金でしっかり準備しましょう。
火災保険未加入という人は、加入までのハードルが高いかもしれませんが、
一歩ずつでも先に進んでみてください。

 

参考:
保障内容:水害|損保ジャパン日本興亜

 

2014年8月広島豪雨災害時の犠牲者の特徴と課題|静岡大学防災総合センター

 

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