注文住宅の口コミ・体験談(E様)
- 【工務店・ハウスメーカー】
地元の建築業者 - 【契約前の予算】
2000万円 - 【実際にかかった費用】
2400万円 - 【坪単価】
68万円 - 【家族構成】
契約時 20代後半 大人2人 子供1人
現 在 20代後半 大人2人 子供2人
関連記事:注文住宅を2,000万円で建てる間取りと実例をご紹介
人生で一番高い買い物と言われているのが、マイホームの購入ですが
私は、2015年4月にマイホームの購入を決心致しました。
購入を決意した一番の理由は、
私は北海道の札幌市でサラリーマンをしていたのですが、
父親の体調不良を理由に、家業である農業を継ぐ事になりました。
そして、その後すぐに妻が妊娠をして、こどもを出産しましたが、
こどもがいる状況で、実家での一部屋で生活するのは、
こどもものびのび成長が出来ないと考え、マイホームの購入を決意致しました。
人生では基本的に一度しかないマイホームの購入ですから、
少々値段は張りますが、自分たちの思うような家を建てたいと考え、
注文住宅にする事になりました。
家を建てる際に、一番こだわった点としては、
「こどもがのびのびと暮らせる住まい」
という点を一番念頭に置き、図面を引いて頂きました。
ですので、玄関や、廊下、階段など、そういったスペースは最低限の
広さにし、リビングをとにかく広いお部屋にしました。
そして、天井に関しても一般的な大きさよりも、高くすることにしました。
少しでも解放感を出す為です。
キッチンに関しても、キッチンは奥さんの特別なスペースだから、
少しくらいは人から見られない死角があったほうがよいのでは?という
アドバイスを建築業者から頂きましたが、
悩んだ末、こどもが遊んでいるところをしっかり見る事が出来る、
アイランドキッチンにする事にしました。
また、私のパソコンといった作業場所も、
椅子の後ろに設置する事により、こどもがいる環境で作業が出来るので、
万が一の時も、すぐに駆け付ける事も出来ますし、
何より、こどもの遊ぶ姿を見ながら仕事が出来る環境は本当に幸せです。
そうすることにより、リビングに家族が集合しても、広々としており、
更には、こどもが走り回っても大丈夫のような環境を作る事が出来ました。
実際に、住んでみても、この広いリビングはこの家の一番の自慢ですし、
壁紙に選んだ木目調の雰囲気は、昼間は明るい日ざしにあたり、
温かい雰囲気になりますし、夜に関しては、電球色の落ち着いた間接照明が、
木目調の雰囲気を際立たせてくれて、大人な雰囲気にしてくれます。
また、キッチンと、ダイニングテーブルの上には、
レール式の照明設備を設置致しました。
このレールを使用する事により、気軽につるすタイプの照明を増やしたり
変えたり、位置をずらしたりすることが可能となっており、
インテリアの幅が広げる事が出来ると考えたからです。
2階には、こども部屋と、私と妻が楽しむ空間として、
シアタールームを作成しました。
100インチのスクリーンと、5.1chの音響環境で見る映画は、
非常に格別で最初のうちは、よく妻と映画を楽しんでいました。
上記の内容が作って非常に良かったと考えている点ですが、
ここからは、反省点を挙げていこうと思います。
関連記事:注文住宅を札幌で建てる
注文住宅の失敗談(E様)
まず、一番の反省点は、玄関です。
実際に、お客様がお見えになったりすると、中に入って話すというより、
玄関で立ち話をする事が非常に多くあります。
例を挙げるなら、
私 「どうぞどうぞ上がって下さい」
お客様「いやいや、大丈夫です大丈夫です」
私 「そういえば・・・」
と、世間話になり、結局玄関先で
20分近く話をしてしまうというのはよくある話です。
ですが、我が家の玄関は非常に狭い為、
まず2人以上でお客様が来た場合は入る事が出来ません。
入ったとしても、かなり狭そうにされます。
そうするとどうするかというと、玄関の扉をあけっぱなしにされます。
これは、悪意がある訳ではなく、自然と入りきらないので、
そうなってしまうのです。
そうすると、冬場では、冷たい風が入りますし、
夏場であれば、虫が大量に入ってきます。
私は、この虫が大量に入ってくるというのが何よりストレスです。
農家のくせに、虫が大の苦手で、本当にストレスです。
この玄関については、いつかリフォームで直してやろうと思っています。
そして、リフォームをする際には、玄関にフードをつけようとも考えています。
北海道の雪国の為、フードがないと、雪が積もり過ぎて玄関があかない時があります。
口で言ってもなかなか分からないと思いますので、画像をご覧頂ければと思います。
そして、次に挙げるのが、照明のスイッチや、コンセントの設置位置です。
これについては、家を建てる際に、もっと住んでいるときの事をイメージ
しながら、しっかりと考えるべきでした。
本当に細かい点ですが、下の画像でもあるように、
トイレのドアは奥側に開くのに、スイッチが奥側にあると非常に不便です。
素直に手前に、付ければよかったものの、
図面上では、全く気づけませんでした。
また、コンセントに関しても、廊下や、階段の途中など、
様々な場所に設置すべきでした。
というのも、妻が掃除機などで掃除をする際に、微妙にコンセントが届かなくて、
1箇所でコンセントが済むような場所も、2箇所に分けて掃除を
しなければならないようで、よく小言をこぼしています。
こちらに関しても、図面上でコンセントの位置を示されても、
なかなか気付けない事です。ですが、このように誰かの失敗談を聞けば、
意識をすると思いますので、これから注文住宅を建築される方は、
気を付けて頂ければと思います。
極み付けは、家を建てたばかりは非常に利用していたシアタールームです。
これは男の性かもしれませんが、「シアタールーム」という部屋が、
自宅にあるという事が、ステータスのように感じて、
シアタールームをしっかりと設置したいという気持ちが強かったのですが、
これについても、大きな間違いでした。
まず、間違いの1つ目は、そもそも2階にまで行って
映画を見る回数が激減したという事です。
私の家の場合、寝室も1階に設置している為、こども部屋中心の2階には、
あまり行かくなっており、シアタールームにすら行くことが減り、
1階のリビングで、全て事を済ましてしまいがちになっております。
また、家を建てた当初は、こどもは2人しか作らないと考えておりましたが
やはり、3人目が欲しいという話になり、現在妻は妊娠中です。
故に、このシアタールームは、長男の部屋へと変わってしまいます。
そこで、過去の自分にアドバイスをするならば、
素直にリビングにスクリーンを設置する、もしくは寝室にスクリーンを設置して、
リビング兼、シアタールームや、寝室兼シアタールームといった形にしたほうが、
もっとこの設備を利用していたと思います。
そして、今後は、スクリーンをリビングか寝室に移設しようと考えています。
この点が私の、大きな失敗のお話でした。
是非、参考にして頂き、皆さんがこれから建てるマイホームが、
より良いものになる事を祈っております。