この記事では、ヘーベルハウスとセキスイハイムの特徴や価格、住宅性能、デザイン、保証・サポートを、表を用いながら比較します。ヘーベルハウスとセキスイハイム、どちらに家づくりを依頼するか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
ヘーベルハウスとセキスイハイムの基本情報
ヘーベルハウスとは
ヘーベルハウスは旭化成ホームズが展開するブランドで、「ロングライフ住宅」をコンセプトに、耐久性と安全性を重視した家づくりを行っています。独自の「ALCコンクリート・ヘーベル板」を採用した外壁構造により、優れた耐火性・断熱性・遮音性を持ち、半世紀以上にわたって高品質な鉄骨住宅を提供し続けています。都市型住宅や3階建て、二世帯住宅などに強く、狭小地でも長持ちする設計が可能です。
セキスイハイムとは
セキスイハイムは積水化学工業グループの住宅ブランドで、「工場品質の家づくり」を徹底している点が最大の特徴です。住宅の約80%を工場で生産するユニット工法(モジュラーハウス)によって、現場の品質むらを防ぎ、安定した高性能住宅を提供します。また、「あったかハイム」「スマートハイム」などのシリーズに見られるように、省エネ・ZEH・太陽光発電を得意とするハウスメーカーとしても知られています。
ヘーベルハウスとセキスイハイムの価格・坪単価・コストを比較!
| 項目 | ヘーベルハウス | セキスイハイム |
|---|---|---|
| 坪単価(平均) | 約85〜110万円 | 約75〜95万円 |
| 30坪目安価格 | 約2,800万円〜3,300万円 | 約2,400万円〜2,900万円 |
| 価格帯の特徴 | 高級志向・耐久重視 | 高性能・コストバランス重視 |
ヘーベルハウスは高価格帯のメーカーとして知られますが、長寿命構造や重厚感、耐災害性能などを考慮すると「コスト以上の価値がある家」といわれます。一方、セキスイハイムはZEH対応や太陽光発電を標準採用しながら、安定したコストで住まいを提供しており、長期的な光熱費削減を考えると経済性に優れます。
ヘーベルハウスとセキスイハイムの構造・耐震性能を比較!
ヘーベルハウスの構造
- 鉄骨ラーメン構造(重量鉄骨)
- 柱と梁で建物を支えるハイパーフレーム構造
- 外壁にALC(軽量気泡コンクリート)を使用
- 制震装置「ハイパワードクロス」で地震の揺れを吸収
ヘーベルハウスは「繰り返し地震にも強い構造」が特長で、震度7クラスの地震を想定した実験にも耐える耐震力を持ちます。またALC外壁による防火性能も圧倒的で、火災保険料が安くなるという副次的なメリットもあります。
セキスイハイムの構造
- 鉄骨ユニット工法(軽量鉄骨)
- 工場生産による高精度ボックス構造
- 接合部分の強度が一定で品質のばらつきが少ない
- 耐震等級3が標準対応
セキスイハイムは工場で構造体を一括生産し、高い剛性と施工精度を実現しています。「地震に強い規格住宅」として高い信頼を得ており、性能の安定性は業界でもトップクラスです。住宅性能表示制度でも耐震性・耐風性の評価は常に上位に位置しています。
ヘーベルハウスとセキスイハイムの断熱性・気密性・省エネ性能を比較!
ヘーベルハウスの断熱性能
- 外断熱+内断熱のハイブリッド構造
- 遮熱性の高い屋根パネルで夏も快適
- 熱容量の大きいALCで夏涼しく冬暖かい
- 全館空調「ロングライフ全館空調」も選択可能
ヘーベルハウスはコンクリート系外壁ながら、高性能断熱材との組み合わせにより高い温熱性能を発揮します。全館空調を選べば、家全体の温度ムラを抑え、一年中快適な室内環境を維持できます。
セキスイハイムの断熱性能
- 高性能断熱パネルを標準装備
- 「快適エアリー」で床下空調+換気+除湿を一体制御
- ZEH比率90%以上、太陽光+蓄電システム対応
- 自動制御で光熱費を大幅削減
セキスイハイムは日本トップクラスの省エネ性能を誇り、太陽光発電と蓄電池、HEMSを組み合わせたエネルギー管理技術が強みです。一次エネルギー消費量を抑え、災害時の自立運転にも対応します。
ヘーベルハウスとセキスイハイムのデザイン・構造自由度を比較!
ヘーベルハウスのデザイン
- 外観は重厚かつモダン。都市型デザインに強い
- 直線的で上質な佇まい
- 3階建て・二世帯・屋上バルコニーなど自由度が高い
- インテリアは高級素材を採用し、耐久性重視
ヘーベルハウスは「一生ものの家」を理念としているため、流行よりも timeless(時を超えるデザイン)を重視します。建物が年月を経ても劣化しにくい素材選びが徹底されています。
セキスイハイムのデザイン
- ベーシックで親しみやすい外観
- ユニット構造のため間取りの制約はあるが、規格精度が高い
- 最近では「グランツーユー」などでデザイン性を強化
- 太陽光システムを美しく一体化した屋根デザイン
セキスイハイムは機能的で“堅実”なデザイン傾向が強いですが、近年は全体のバランス・素材感を高め、幅広い世代に受け入れられる住宅デザインを展開しています。
ヘーベルハウスとセキスイハイムの保証・アフターサービスを比較!
| 項目 | ヘーベルハウス | セキスイハイム |
|---|---|---|
| 初期保証期間 | 30年 | 20年(延長可能) |
| 延長保証 | 最長60年 | 最長60年 |
| 点検 | 2年目以降定期点検・有償メンテナンスで期間延長 | 5年ごと定期点検・メンテ契約で延長可 |
| 24時間サポート | あり | あり |
ヘーベルハウスは「60年無料点検システム」による長期サポートを実施しており、構造耐久性への自信がそのまま保証内容に反映されています。セキスイハイムも全国規模のサポート体制を整え、工場品質+長期保証のダブル安心が特徴です。
ヘーベルハウスとセキスイハイムのメンテナンス性と耐久性を比較!
ヘーベルハウスは、ALC外壁が経年劣化しにくく、再塗装サイクルも40〜50年と長い点が優れています。「100年住める家」を目指した構造で、リフォーム・リノベーションが容易にできるよう設計されています。
セキスイハイムは外壁メンテナンスが約30年周期で必要となりますが、躯体の耐用年数は非常に長く、構造部材は高い防錆性能を持ちます。太陽光や設備メンテナンスを定期的に行うことで、長期的な運用コストを抑えられます。
ヘーベルハウスとセキスイハイムの口コミ・評価
ヘーベルハウスの口コミ
- 「どっしりとした強さと静けさがある」
- 「メンテナンス期間が長く安心」
- 「価格は高いが長く住むほど納得感がある」
セキスイハイムの口コミ
- 「冬でも暖かく、エアコン効率がいい」
- 「太陽光売電の効果で光熱費が安い」
- 「ユニット住宅の安定感があり、引き渡しまでが早い」
どちらも満足度が高く、ヘーベルハウスは“堅牢な住まい”、セキスイハイムは“効率と快適性の家”として位置づけられています。
結論:どちらがあなたに向いているか?
- ヘーベルハウスが向いている人
- 長期耐久性と耐震・耐火性能を最重視したい
- 高級感や重厚なデザインにこだわりたい
- 三階建て・二世帯など都市型住宅を検討している
- メンテナンスを最小限に抑えたい
- セキスイハイムが向いている人
- 省エネ・光熱費削減を重視したい
- 性能の安定した品質住宅を選びたい
- 太陽光・蓄電システムのあるサステナブル住宅を求めている
- コストパフォーマンスを重視しつつ長期保証も欲しい
まとめ
ヘーベルハウスとセキスイハイムは、どちらも日本トップクラスの技術力と信頼性を持つハウスメーカーです。
耐久性・重厚感・都市型住宅に強いのがヘーベルハウス、エネルギー効率・工場品質・コスパ重視がセキスイハイム。
「一生住む家」としての安心を求めるのか、「快適でスマートな暮らし」を求めるのか――重視するポイントによって最適な選択は異なります。最終的にはモデルハウス見学や見積もり比較を通じて、実際の暮らし方に合ったハウスメーカーを選びましょう。


