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【ポイント1】注文住宅のキッチン周りで失敗しないために

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出典:TOTO

 

キッチンは毎日毎食使用する食の工房ですので、使い勝手や間取りにこだわって選びたいものです。それだけに、注文住宅を建ててから後悔している方も多いのではないでしょうか?こちらの記事では、注文住宅で後悔しないキッチンの選び方を、5つのポイントに絞ってお伝えします。これから注文住宅を建てる方やキッチンのリフォームを考えている方は、ぜひ参考にしてください。

 

目次

 




 

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注文住宅のキッチン周りで失敗しないためのポイント

まずは、キッチン周りで失敗しないために、押さえるべきポイントをいくつかご紹介します。キッチンは食材の保管・洗浄、調理、排気、収納など、非常に多くの機能を兼ね備えた工房のような場所です。それぞれの機能を最大限に生かすためには、全体のバランスを考えて計画しましょう。

 

【ポイント1】注文住宅のキッチン周りで失敗しないために

キッチンでの動線を考えるには、冷蔵庫・シンク・コンロの3点を結ぶ「ワークトライアングル」と呼ばれるものがあります。ワークトライアングルでできる三角形の動線を最短にし、しかもバランスの良い三角形を作るよう意識しましょう。



具体例として、下の図1をご覧ください。これは冷蔵庫・シンク・コンロを横一列に並べた例ですが、直線的な横移動の動線が長くなり、ワークトライアングルは非常にいびつで直線的な三角形になっています。配置としてはあまり良くない例です。



 

【図1:ワークトライアングル】


ワークトライアングル

それに対し図2では、冷蔵庫をシンクの対面に持ってきたことで、図1よりもバランスの良いワークトライアングルが形成されています。この方が動線の合計が短くなり、効率的にキッチンでの家事をこなせます。



調理では冷蔵庫➡シンク➡コンロの順番で機器を使用することが多いため、冷蔵庫はシンクの近くに置くことがおすすめです。冷蔵庫は家族全員が頻繁に使用する家電ですので、キッチンの入り口側に置いた方が、調理中に作業を妨げられることもありません。作業性に大きく影響しますので、冷蔵庫は扉の開く方向にも注意しましょう。



 

【図2:ワークトライアングル】


ワークトライアングル

システムキッチンのレイアウトやレイアウト別のメリット・デメリットについては、後の章で詳しくご説明します。

 

システムキッチンのサイズ(間口、奥行、高さ)

クリナップ

システムキッチンとは、シンク・コンロ・食洗機・収納などを集約し、1枚のワークトップと呼ばれる天板を載せた一体型キッチンのことです。システムキッチンのサイズは、装備する機器や使用者の身長に合わせてオーダーします。


 

  • 間口
    間口とは、上から見たシステムキッチンの長手方向のことです。I型と呼ばれるシンク・調理台・コンロを横一列に配置したキッチンであれば、間口は180cm~300cmが標準です。その中でも240cm~270cmが主流で、255cmが最も多く選ばれる長さとなっています。

    間口は15cm単位が基準となっており、255cmの上は270cm、下は240cmになるのが一般的です。

  • 奥行
    奥行は65cmが最も一般的ですが、通常は60cmから5cm単位で指定できます。3口のIHクッキングヒーターやシンクの外寸は奥行が50cmの製品が多いので、システムキッチンの幅は前後に5cmずつ足して、最低でも60cm必要になります。

    あとは水はねガードやオイルガード、カウンターを取り付けたりするなら、必要に応じて奥行を足すことになります。ワークトップの上で炊飯器やコーヒーメーカーを使用する場合も、奥行は広めに取る必要があります。

  • 高さ
    ワークトップの最適な高さは、使用者の身長÷2+5cmです。例えば身長160cmの方なら、85cmが最適な高さになります。システムキッチンの高さは多くのメーカーでは5cm単位で指定できますが、中には2.5cm単位で選択できるメーカーもあります。

 

収納

キッチンの収納には、主にシステムキッチンの収納スペース・冷蔵庫・食器棚の3つがあります。それぞれのポイントについて解説します。

 

システムキッチンの収納

ここで言うシステムキッチンの収納とは、ワークトップの下にある収納スペースと吊戸棚のことです。ワークトップ下の収納スペースには主に扉式と引き出し式がありますが、現在は引き出し式が主流で、縦方向に2~3段の引き出しがあることが多いです。



システムキッチンの収納は大容量のため、縦と横に注目して使い方を割り振るのがポイントです。



縦の配置は上段・中段・下段の3つに分かれます。

 

  • 上段:頭より高い位置(背伸びをするか、踏み台を使えば届く)
  • 中段:頭から腰までの位置(ほぼ直立したままで届く)
  • 下段:太ももより低い位置(腰を曲げたり、しゃがんだりして届く)

 

使用頻度の高い物は、最も取り出しやすい中段に収納するのが定石です。下段にはある程度使用頻度の高い物や、重い物を収納します。そして上段には、滅多に使わない物や落下しても問題のない軽い物を入れておくようにします。


システムキッチンの収納

横の配置は、ワークトップでの作業の動線に合わせて計画します。ワークトップではシンク➡調理台➡コンロの順番で作業することが多いので、それぞれの工程で使用する調理器具を直下の収納から取り出せるよう配置するのがおすすめです。直下に食洗機がある場合は、食洗機の左右のスペースを利用します。

 

  • シンク下収納:ざる・ボウルなど
  • 調理台下収納:まな板・包丁・ピーラー・すりおろし器など
  • コンロ下収納:調味料・鍋・フライパン・お玉・フライ返しなど

 

冷蔵庫

冷蔵庫は食材の収納庫で、家庭用冷蔵庫は奥行が70cm~75cm程度もあるため、配置には工夫が必要です。その理由は、一般的な市販の食器棚は奥行が45cm~50cm程度なので、隣に並べると冷蔵庫の出っ張りが邪魔になってしまうためです。



対策はいくつかあります。まず、薄型の冷蔵庫なら奥行が65cm以下のものもあるので、出っ張りを少なくすることができます。次に、冷蔵庫と同じ奥行の食器棚を、クローゼットのように造り付けで作ってもらうことです。こうすることで、奥行のある大型の電子レンジも置くことができますし、造り付けなら地震時に転倒の心配もありません。



他には、食器棚の背面に来る隣室の間取りを工夫し、奥行を調整することです。例えば、食器棚と背中合わせに本棚などを設置すれば、冷蔵庫の出っ張りは無くしつつ、食器棚の奥行をうまく調整することができます(図3)。



 

【図3:食器棚の奥行調整の例】


食器棚の奥行調整の例

 

食器棚

食器棚やキッチンボードは奥行45cm~50cmの製品が多く、電子レンジは大型の家庭用なら奥行が50cm程度のものもあります。熱を逃がすための背面スペースも考慮すると、奥行50cmの置き場所では足らないこともあり、注意が必要です。



電子レンジ以外にも、キッチンではトースター、炊飯器、コーヒーメーカー、ホットプレートなどの家電を使用・収納する場所が必要になります。これらの家電をどこに置くかは、予め考えておかなければなりません。



また、ゴミ箱の置き場も盲点になりやすいものです。注文住宅なら、造り付けの食器棚やラックの一画に置き場を設けるのがよいでしょう。できればラックの扉の中などに収納し、外から直接見えないような工夫をするとスマートです。システムキッチンのシンク下収納にゴミ箱を設置する方もいます。


 

掃除・お手入れのしやすさ

毎日使用するキッチンを清潔に保つには、掃除やお手入れのしやすさが鍵となります。キッチン周りでは調理中に水はね・油はねが多く発生するため、汚れが染み込まない材質や、いざ染み込んでも簡単に掃除ができることがポイントです。

 

レンジフード

キッチン掃除で手間のかかる代表格と言えば、レンジフードの油汚れがまず思い浮かぶかもしれません。しかしながら、最近ではLIXILの「よごれんフード」やパナソニックの「ほっとくリーンフード」のように、汚れにくく10年に一度の掃除でも問題ない製品や、自動洗浄機能の付いた製品もリリースされています。以前とは違い、レンジフードの掃除は大して手間のかからないものになりつつあります。

 

コンロ周り

レンジフードの掃除は年に1回~数回程度しかしない方が多いですが、コンロ周りは油汚れが目立つため、日々の掃除が大切になります。コンロ周りを清潔に保つポイントをお教えします。

 

  • オイルガード
    壁付けキッチンが主流だった頃はコンロがキッチンの隅に設置されることが多かったため、油はねが広がる可能性はあまりありませんでした。ところが最近では対面式キッチンが主流になったため、油はねがキッチンの前方にも広がることが増えてきました。

    オイルガードはキッチンの周りに油が飛散するのを防ぐ透明なパネルで、材質はガラスかアクリル、形状は全面を覆う壁面タイプと一部を覆うスタンドタイプがあります。対面式キッチンを採用するなら、ぜひ取り入れたいオプションです。



    【オイルガード(左:壁面タイプ、右:スタンドタイプ】


    オイルガード

 

  • キッチンパネル
    キッチンパネル

    キッチンパネルとは、コンロの周辺に取り付ける壁面パネルのことです。耐熱性と防汚性があり、熱や火だけでなく飛散した水や油からも壁を保護し、掃除をしやすくするための壁面仕上げ材になります。壁付けキッチンの場合は、コンロ周辺だけでなくキッチンに面する壁全体にキッチンパネルを貼る方も多いです。



    キッチンパネルは表面に凹凸の少ない形状ですので、普段の掃除がとても楽になります。壁をタイル仕上げにすると見た目はお洒落ですが、目地の汚れが取りにくいので注意が必要です。



    タカラスタンダードのキッチンパネルはホーロー製で、マグネットが付けられるのが大きなメリットです。ホーローは鋼板にガラス質の釉薬を焼き付けた素材ですので、汚れも簡単に落とせる上に、高い難燃性があります。

  • コンロ

    コンロはIHクッキングヒーターとガスコンロの二者択一になりますが、掃除のしやすさという点では、形状がフラットなIHクッキングヒーターに軍配が上がります。とは言え、ガスコンロも従来品と比較すれば平面な部分が増え、掃除のしやすさは格段に上がりました。

 

コンセントの位置と数

コンセントの位置と数

システムキッチンにはコンセントも必要です。ワークトップで使用する可能性のある家電には、トースター・炊飯器・コーヒーメーカー・電気ポット・フードプロセッサー・ミキサー・ジューサー・スマホやタブレットPCなどがあります。使用する家電の数を考慮して、コンセントの口数を決めましょう。


 

外観

システムキッチンの外観を最も左右するのは、ワークトップと面材(扉やカウンターの化粧パネル)です。ワークトップの素材については後程詳しくご説明しますが、システムキッチンの外観はLDKに馴染むようなデザインにすることが肝心です。



インテリアの基調色は3色以内にまとめるのが基本で、そうすることにより統一感やおしゃれ度を高めることができます。例えば白・ブラウン・グレーの3色が基調色の場合、キッチンもこれらと同系色や同じトーンでまとめると、LDK全体としてまとまった雰囲気を出すことができます。キッチンも家具やインテリアの一部として捉えてみましょう。


 

【ポイント2】注文住宅のキッチンはどんな種類がある?

キッチンには、設置する場所やワークトップのレイアウトによって様々なタイプがありますが、その呼び方には2つのアプローチがあります。

 

  • LDK内の配置場所による呼び方
  • ワークトップのレイアウトによる呼び方

 

次の項でそれぞれのタイプ別にご説明していきます。

 

LDK内の配置による呼び方

LDK内の配置場所による呼び方には、対面式・壁付け・独立型の3つがあります。

 

対面式キッチン(オープンキッチン)

対面式キッチンは、LDKの中でリビングやダイニングと対面しているスタイルのキッチンです。リビングやダイニングと壁で仕切られておらず、LDKの一部として開放的な空間を楽しめるキッチンで、近年人気が出ています。子供が遊ぶ様子を見守ったり、家族と会話を楽しんだり、家族と一緒にテレビを見たりしながら料理ができるメリットがあるほか、配膳がしやすいことも特徴です。



デメリットは、料理中の臭いや油はね・水はねが広がりやすいこと、開放的であるがために調理が丸見えになりやすいこと、壁付けキッチンに比べてより多くのスペースが必要になることです。



油はね・水はねに対しては、オイルガードや水はね防止ガードを取り付ければかなり防げます。調理の手元を目隠ししたい場合は、半透明のガードや、ワークトップより高さのあるカウンターを設置することで対応できます。



対面式キッチンにはアイランド型とペニンシュラ型があるので、この後ご説明します。



 

【半透明のオイルガードを設置したガスコンロ】


半透明のオイルガードを設置したガスコンロ
出典:LIXIL

 

【カウンターのある対面式キッチン】


カウンターのある対面式キッチン

 

アイランド型
アイランド型

対面式キッチンのアイランド型とは、キッチンの全方向を壁から切り離し、独立した島のように設置したスタイルです。アイランド型は最も開放感が大きく、キッチンの存在感を強く主張するスタイルで、動線の自由度が高いため複数人での調理にも向いています。



その一方で、キッチンの全周に通路ができるため5畳以上の広いスペースが必要で、アイランド型にするとLDKが狭くなるというマイナス要素もあります。


 

ペニンシュラ型
ペニンシュラ型

ペニンシュラ(peninsula)は「半島」という意味で、ペニンシュラ型のキッチンは短手(長方形の短辺)の一方を壁に付けたスタイルです。ちょうど陸地から半島が伸びたような形に見えることが名前の由来です。ペニンシュラ型はアイランド型に近い開放感を持ちながら、アイランド型よりも小さなスペースで設置できることがメリットです。



ペニンシュラ型キッチンでは、油はね防止のためと排気をしやすくするために、壁側にコンロを設置することが多いです。


 

壁付けキッチン(ウォール型キッチン/背面キッチン)

ウォール型キッチン背面キッチン
出典:TOTO

壁付けキッチンとは、キッチンの正面が壁に付いているスタイルで、対面式キッチンとは180度反対を向いて調理することになります。現在人気の対面式キッチンが主流になる前は、壁付けキッチンが最も一般的でした。



キッチンの正面が壁に接しているためこの面に通路が不要で、最も小さなスペースで設置することができます。キッチンを壁に沿わせると間取りが作りやすいほか、料理に集中しやすい、壁に意匠を凝らすことができる、といったメリットもあります。



反対に、家族との会話がしづらい、キッチンの内側が丸見えになる、横移動が増えて動線が長くなるといったデメリットもあります。目隠しをしたい場合は高さ1.2m程度の間仕切りを置くという手がありますし、動線はキッチンをL型にレイアウトすると改善できます。


 

独立型キッチン(クローズドキッチン)

クローズドキッチン

独立型キッチンとは、壁で仕切って独立した部屋に設けたキッチンのことで、レストランの厨房のような存在です。部屋が分かれているため、料理の臭いや空中に舞った油が他の部屋に広がりにくいことがメリットです。また、壁に囲まれているため料理に集中しやすく、収納をたくさん作りやすいという利点もあります。



その一方で、キッチンの外にいる家族とは会話が成立しないばかりか外の様子さえ分かりにくく、孤立感や閉塞感を感じることがあるかもしれません。


 

ワークトップのレイアウトによる呼び方

ワークトップのレイアウトによる呼び方には、I型・L型・U型・II型の4つがあります。

 

I型キッチン

I型キッチン

I型キッチンとは、シンク・調理台・コンロを横一列に配置したスタイルです。上から見るとアルファベットの「I」の文字と似ているため、このように呼ばれています。従来からあるオーソドックスな形状であるため、現在でも比較的よく採用されるタイプです。



アイランド型・ペニンシュラ型も上から見た時の形状はI型ですが、この2つは対面式で、ここで言うI型は基本的には壁付けタイプを想定しています。



I型は比較的小さな面積に設置できるため、リビング・ダイニングの面積を圧迫しにくいことや、工事費用を抑えやすいことがメリットです。



デメリットは、横一列に配置されているため、間口を長くすると横移動が増え、動線が非効率になることです。冷蔵庫や食器棚をI型キッチンと同一直線状に並べると、動線がさらに長く非効率になってしまいます。間取りにもよりますが、冷蔵庫や食器棚はI型キッチンと直角に配置するとよいでしょう。


 

L型キッチン

L型キッチン
出典:LIXIL

L型キッチンとは、上から見た時にアルファベットの「L」字型に配列されたキッチンのことです。2本の直線的なワークトップを直角に連結した形状で、シンクとコンロは各面に分散させるのが通常です。



L型キッチンの最大のメリットは動線を短く効率的にできることで、理想的なワークトライアングルを実現しやすいキッチンのレイアウトです。



また、L型キッチンは壁付け・対面式のどちらのスタイルにも対応が可能です。L字を構成する直線部分の両面を、部屋のコーナーに設置すれば完全壁付けになりますし、片面を壁付け、もう片面を対面式にすれば壁付け・対面式兼用にすることができます。部屋の間取りに合わせて多様なレイアウトに適応できるのも、L型キッチンの大きな利点です。



それに対しL型キッチンのデメリットは、コーナー部分がデッドスペースになりやすく、使い方にアイデアが必要になるという点です。



キッチン本体のキャビネットについては、各メーカーが収納に工夫を凝らした製品を出しています。既製品のコーナー収納に納得がいかない場合は、回転式の調味料ラックを置くとデッドスペースを有効活用できます。



コーナー部分のワークトップは、炊飯器・コーヒーメーカー・トースターなど、毎日限られた時間帯にしか使用しない家電の置き場にするのがおすすめの活用法です。



 

【L型キッチンコーナー部分の収納例】



L型キッチンコーナー部分の収納例


L型キッチンコーナー部分の収納例
出典:LIXIL

 

U型キッチン(コの字型キッチン)

U型キッチン(コの字型キッチン)

U型キッチンは、シンク・調理台・コンロをキッチンの3方向にレイアウトし、上から見た時にアルファベットの「U」字型に見えるスタイルです。コの字型とも呼ばれます。



U型キッチンでは3方向を機器に囲まれているため、振り返るだけですぐ他の作業に切り替えることができ、非常に機能的な動線を描くことができます。最も理想的なワークトライアングルが、そのまま当てはまると言っても過言ではありません。



広い面積のワークトップに合わせてキャビネットや吊戸棚を設置できるので、非常に豊富な収納力を持たせることも可能です。



それと同時に、U型キッチンの設置には広い面積が必要になり収納も多くなるため、費用がかさむことが予想されます。また、デッドスペースとなるコーナー部分が2か所できてしまうこともデメリットです。


 

Ⅱ型キッチン(セパレートキッチン/2列型キッチン)

Ⅱ型キッチン(セパレートキッチン/2列型キッチン)

Ⅱ型キッチンとは、シンクとコンロを別々のワークトップに分けて並列させたスタイルのことです。シンクとコンロの横にそれぞれ調理台を設けられるため、広い作業スペースを確保することができます。また、U型と同様に振り返れば作業を切り替えることができ、ワークトライアングルや効率的な動線の作りやすいレイアウトです。



Ⅱ型キッチンは2列あるワークトップのうち片方を壁付け、もう片方をアイランド型にしたり、あるいは壁付けとペニンシュラ型で組み合わせたりして、色々なバリエーションから最終形を選ぶことができます。



しかしながら、シンクで洗った食材をコンロに移す時にワークトップをまたがるため、どうしても床が濡れやすいというデメリットがあります。そのため、シンクとコンロに挟まれた部分のフローリングは、耐水性の高い素材や塗装にすることがおすすめです。また、調理中に何度も振り返ることになるため、ここは好みが分かれる部分でもあります。


 

 

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【ポイント3】キッチンの素材や機能性について

こちらの章では、ワークトップの素材別メリット・デメリットや、キッチン設備の機能性について解説します。

 

ワークトップの素材

現在主流のワークトップ素材を4種類選んで解説します。ワークトップはキッチンの見た目と使い勝手に大きく影響しますので、特にじっくり選びましょう。

 

人造大理石

人造大理石

人造大理石とは、粉砕した天然大理石などの石材にセメントや樹脂を混ぜて固めた半人工素材です。よく似たものに人工大理石がありますが、これはアクリルやポリエステルといった樹脂を主原料とし、天然大理石に似せて製造した完全人口素材です。



とは言え、人造大理石と人工大理石は表記や意味が混同されていることもしばしばあり、メーカーによって呼び方が異なることもあります。呼び方はどうであれ、天然大理石が入っているかいないかが区別のポイントです。



人造大理石は樹脂を使用しているため、高温の鍋やフライパンを直接置くとメーカーによっては焦げることもあります。また、多孔質で微細な穴が無数に空いているため、調味料を長時間放置するとシミになることがあります。



お手入れ方法は、普段はまめに水拭きか中性洗剤で拭き掃除をする程度で十分です。汚れたり焦げたりしたら、クリームクレンザーか目の細かいサンドペーパーで研磨します。漂白剤は基本的に使用できません。メーカーによっては研磨もNGです


各メーカーのお手入れ方法に従ってください。



 

【人造大理石のメリット】

  • デザイン性・加工性に優れている
  • コスパが高い
  • メンテナンスが容易である

 

【人造大理石のデメリット】

  • 高温で変色することがある
  • 汚れを長時間放置すると、シミになることがある
  • 比較的傷付きやすい

 

ステンレス

ステンレス

ステンレスは鉄を主原料(50%以上)とし、クロムを10.5%以上含み、炭素が1.2%以下の合金のことで、錆びやすい鉄に耐蝕性を付加した金属です。ステンレスは全く錆びない訳ではありませんが、非常に錆びに強い金属です。



キッチンのワークトップやカトラリー・調理器具・医療器具などに広く使用されるのは18-8ステンレスと呼ばれる素材で、これは鉄にクロムを18%、ニッケルを8%ずつ加えたステンレスのことです。鉄は錆びますが、クロムを混ぜることで鋼の表面に腐食を防ぐ薄い被膜を張り、これにニッケルを添加すると耐蝕性がさらに高まることを利用したものです。



 

【ステンレスのメリット】

  • 錆びにくく耐久性が高い
  • 汚れにくく衛生的
  • メンテナンスが容易

 

【ステンレスのデメリット】

  • 傷や水垢が付きやすく目立つ
  • 無機質で冷たい印象になる
  • 塩素に弱い

 

傷や水垢が付きやすいというデメリットは、表面のコーティング技術やエンボス加工を施すことによって、かなり克服されつつあります。



金属特有の無機質で冷たい印象は、良く言えばスタイリッシュで現代的とも捉えることができ、受け止め方によります。金属や光沢素材を多用するモダンインテリアの一部として捉えれば、デメリットにはなりませんし、ステンレスキッチンはスタイリッシュでシャープな印象のインテリアには、むしろよく似合います。


 

セラミック

セラミック
出典:LIXIL

 

セラミックとは、狭い意味では陶磁器や焼き物を、広い意味ではタイル・ガラス・セメントなどを含めた無機化合物を意味します。ここではセラミック=陶磁器・焼き物として扱います。



セラミックのワークトップは人造大理石やステンレスよりもあらゆる特性において優れており、外観もインテリアにしっくりと馴染むというメリットがあります。国内では、ワークトップ用には2015年にLIXILが最初に商品化したばかりの新しい素材で、その後数社が追随している状況です。



 

【セラミックのメリット】

  • 非常に硬く、傷が付きにくい
  • 変色や汚れに強い
  • 熱に強く焦げ跡が付かない
  • 高級感があり、インテリアによく馴染む

 

【セラミックのデメリット】

  • 価格が高い
  • 納期が長い
  • 食器やコップを置いた時の音が甲高い

 

クォーツストーン

クォーツストーン

 

クォーツストーンは粉砕したクォーツ(石英・水晶)を主原料として90%以上含み、樹脂で固めた人造石材です。人造大理石よりも硬く、固めた微粒子間の隙間が非常に小さいため、水や汚れが入り込みにくいのがメリットです。



人造大理石よりも天然石に近い高級感があり、樹脂を使用しているためデザイン性や加工性にも富んでいますが、まだまだ価格が高いのがデメリットです。



クォーツストーンを手掛ける代表的な国内キッチンメーカーには、タカラスタンダードがあります。



 

【クォーツストーンのメリット】

  • 非常に硬く、傷が付きにくい
  • 汚れにくい
  • メンテナンスが容易
  • 加工性が良い

 

【クォーツストーンのデメリット】

  • 価格が高い
  • 高温で変色することがある
  • 硬い分脆いため、割れ・欠けが出ることがある

 

最後に、ワークトップの素材別特性を比較表にまとめてみました。



 

【ワークトップ素材比較表】


耐熱性 耐汚性 メンテ
ナンス性
耐久性 耐衝撃性 価格
人造大理石
ステンレス
セラミック
クォーツストーン

 

キッチンの機能性~ビルトイン食洗機

ビルトイン食洗機
出典:リンナイ

キッチンの持つ機能性のひとつに、「調理に関わる家事を楽にする」というものがあります。こちらの章では、家事を楽にするキッチンの機能として、ビルトイン食洗機について取り上げます。



ビルトイン食洗機とは、システムキッチンの中に組み込まれた食洗機のことです。ここでは、ビルトイン食洗機のメリットや、選ぶ際のポイントをお教えします。知らずにオーダーすると後悔するかもしれないポイントもありますので、ぜひ参考にしてください。


 

食洗機のメリット

食洗機は、食後のゆっくり過ごしたい時間帯に食器洗いをしてくれることが大きなメリットですが、他にも複数の利点があることをご存知でしょうか?

 

  • 手洗いよりも経済的である
  • 高温洗浄による油の除去性能と殺菌作用が高い
  • 手荒れが防げる

 

1回のランニングコスト
出典:リンナイ

食洗機は少量の水のみを繰り返し使用して洗浄するので、手洗いの半分以下のコストで済むほか、洗い上がりが手洗いよりも衛生的で、手荒れも防ぐことができます。食洗機にはこんなにたくさんのメリットがあるので、ぜひ採用することをおすすめします。



では、食洗機を選ぶ際の注意点をいくつかお教えします。


 

シンク横とシンク下

食洗機の取付位置にはシンク横とシンク下があります。



シンク横はワークトップのすぐ下に食洗機が来るので、楽な姿勢で食器を入れられるのがメリットですが、シンクからの距離がやや遠くなり、食器を移す時にワークトップに水滴が落ちるのがデメリットです。



シンク下は食洗機がシンクの下に来るので、水垂れせずに最短距離で食器を入れられることがメリットですが、食洗機の位置が低くなるので、食器を入れる時に腰に負担がかかるというデメリットがあります。



 

シンク横とシンク下

 

スライドオープンとフロントオープン

食洗機は食器を入れる時の開け方によって、スライドオープンとフロントオープンの2種類があります。



スライドオープンは、箱状の食洗機を箱ごとスライドさせて引き出し、上の開口部から食器を出し入れします。庫内の約半分の面積は網棚で2段式になっており、ある程度大きな平皿やフライパンも、上段に寝かせて置くことができます。



フロントオープンに比べて大きさがコンパクトなため、使用する水の量が少なく経済性にも優れている点もメリットです。



ただし、スライドオープンはコンパクトなため入らない食器や調理器具があることと、部分2段式のため食器の出し入れが少々厄介なことがデメリットです。



フロントオープンは、食洗機の蓋を前に倒して開け、そこに完全2段式の網棚が入っているタイプです。フロントオープンよりも庫内容量が大きいため、大きな食器や調理器具も入れることができます。



2段の網棚が完全に独立しているので、スライドオープンのように食器を出し入れする順番を気にする必要はありません。



ただし大きな平皿などを下段に斜めに立てた場合、網棚をスライドして入れる時に平皿が引っ掛かったり、洗い終わった食器を取り出す時に床に水滴が落ちたりすることがあるので注意が必要です。



また、下段に食器を出し入れする時はしゃがむ必要があるため、食器を持ったまま立ったり座ったりするのは、足腰が弱い方にはきついかもしれません。



 

【左:スライドオープン 右:フロントオープン】



【左:スライドオープン 右:フロントオープン】
出典:リンナイ

 

【ポイント4】IHとガスはどちらがおすすめ?

IHクッキングヒーターとガスは、結局のところどちらがよいのでしょうか?最も気になるのはどちらが経済的かということかもしれませんが、ガスは都市ガスとプロパンガスで料金が異なり、電気料金もプランによって金額が異なるので、一概にどちらが安いとは言えません。



IHとガスのメリット・デメリットを解説します。

 

IHクッキングヒーター

IHクッキングヒーター

IHクッキングヒーターは、コイルが電流を誘導する仕組みを利用して調理器具を加熱させます。IHとは、この誘導過熱(Induction Heating)の頭文字です。火力はガスと比べても遜色なく、電気機器ならではの便利な機能も付いています。



 

【IHのメリット】

  • 熱が逃げず、ガスより熱効率が高い。
  • 火を出さず、火傷や火災の危険性が低い。
  • キッチンが暑くなりにくい。
  • IHヒーターは平面的で掃除がしやすい。
  • 温度設定やタイマー設定など、便利な機能がある。

 

【IHのデメリット】

  • 鍋を浮かせると、熱が伝わらず調理時間が長引く。
  • 基本的に底が平らな鉄かステンレスの鍋しか使えない。
  • オールメタル対応機種でないと、アルミや銅の鍋は使用できない。
  • 人によっては電磁波で頭痛がすることがある。

 

ガス

ガス
出典:リンナイ

ガスには都市ガスとプロパンガスがあり、プロパンガスは都市ガスの1.5~2倍程度高くなります。直火でしか再現できない調理法や、中華料理など強火を多用する調理法がお好みの場合は、ガスがおすすめです。



 

【ガスのメリット】

  • 停電時でも使える。
  • 調理器具の底の形状や材質に関わらず使用できる。
  • 中華料理のように、強火と鍋振りを多用する調理ができる。
  • 直火で焼いたりあぶったりする調理ができる。

 

【ガスのデメリット】

  • 熱の逃げが多く、IHと比べると熱効率が低い。
  • キッチンが暑くなりやすく、夏場に不快になる。
  • ガス漏れ・火傷・火災の危険性がある。
  • ガスコンロは凹凸があり、掃除やお手入れが面倒である。

IHとガスは、火力の強さでは大差はありません。あとはあなたの調理スタイルと、電気・ガスの料金を考えて比較検討してみましょう。


 

【ポイント5】キッチンには何畳くらい必要?

キッチンの間取りを計画する上で、キッチンには何畳くらいの面積が必要かということはぜひ知っておきたい情報です。単刀直入に言いますと、タイプ別におおよそ以下の面積が必要になります。



キッチンのタイプ 必要な面積の目安
壁付けのI型 3.0畳~
対面式のペニンシュラ型 4.5畳~
対面式のアイランド型 5.0畳~
L型、U型、II型 6.0畳~

ここで言うキッチンの面積には、システムキッチンだけでなく、通路や食器棚・冷蔵庫置き場の面積も含めます。また、1畳は1.82m×0.91m≒1.66として計算します。



例として、以下の図のように左側に壁があるペニンシュラ型を想定して試算してみます。



縦方向:ワークトップ奥行0.8m+通路幅0.9m+食器棚奥行0.7m=2.4m

横方向:間口2.55mのワークトップ+通路幅0.45m=3.0m



2.4m×3.0m=7.2

7.2÷1.66≒4.34畳



対面式のペニンシュラ型で、約4.3畳必要という試算結果になりました。キッチンのプランニングをする際は、LDKに確保できる面積や、生活スタイル・予算などを考慮して決めましょう。



キッチンには何畳くらい必要?

 

新築キッチン事例【3選】

国内の大手メーカーから、人気のあるおしゃれなキッチンを3つ選んでご紹介します。

 

クリナップ「ラクエラ」

IHクッキングヒーター

 

【クリナップの特徴】

  • ステンレス製のキッチンに注力している
  • キッチンを家具と考える

 

【価格帯】


クリナップの「ラクエラ」は、「セントロ」、「ステディア」に続く低価格帯商品で、価格は税別593,500円~です。



 

【面材】


扉の色やデザインが豊富で特に木目調が美しく、縦流れ・横流れの両方を取り揃えています。



 

クリナップ

 

【ハンドムーブ】


ハンドルを片手で操作するだけで、吊戸棚の中身が目の前に降りて来る大変便利な仕組みです。吊戸棚の中身は背伸びをしたり踏み台に上がったりして取り出すことも多いかと思いますが、ハンドムーブならワンタッチで収納庫が目線の高さまで降りて来ます。戻す時もハンドルを片手で操作するだけです。



 

クリナップ

 

【美・サイレントシンク】


ステンレスの「傷つきやすい」、「水垢が目立つ」という弱点を、特殊なエンボス加工で克服した商品です。シンクの表面に凹凸を付けて傷や水垢が付きにくくし、仮に付いても目立ちにくくなっています。



従来のステンレスシンクは、蛇口をひねると水音がボタボタとうるさかったものですが、シンク下に制振構造を施し、蛇口から水を出しても図書館並みの静けさを実現しました。



 

クリナップ

 

LIXIL「シエラS」

LIXIL「シエラS」
出典:LIXIL

 

【LIXILの特徴】

  • 収納の作り込みが秀逸
  • 国内で初めてセラミックトップを採用

 

【価格帯】


「シエラS」は「リシェルSI」、「ノクト」に続く低価格帯の商品で、税別586,500円〜793,500円です。



 

【よごれんフード】


「よごれんフード」は、ファンとレンジフード内部の手洗い掃除が10年間不要という優れものです。シロッコファンの下にある回転ディスクが空気中の油分をほぼ取り除くため、ファンやレンジフード内部はほとんど汚れません。



 

LIXIL
出典:LIXIL

 

【収納】


LIXILのキッチンは収納の作り込みが非常に秀逸です。シエラSのフロア収納ユニットでは、デッドスペースになりがちな引き出し上部に内引き出しを備えた「トレーボード」や、網棚と使いやすいポケットを備えたスライドストッカーが選択できます。



 

【トレーボード】


トレーボード

 

【アシストポケット・シェルフ】


アシストポケット・シェルフ
出典:LIXIL

 

パナソニック「ラクシーナ」

パナソニック「ラクシーナ」

 

【パナソニックの特徴】

  • 言わずと知れた日本の老舗大手電機メーカー
  • 家電メーカーならではの視点で、使いやすいキッチンを製品化

 

【価格帯】


パナソニックの「ラクシーナ」は中価格帯の商品で、上級クラスの「Lクラス」と低価格帯の「リビングステーション Vスタイル」の間に位置付けされています。価格は税別105万円~です。



 

【フリオカウンター】


従来の白系に加えて濃色のグレー系を充実させ、よりコーディネートしやすくなった「フリオカウンター」。エンボス加工による微妙な凹凸と高硬度の表面が、人造大理石ながら陶器のような風合いを演出します。



 

パナソニック

 

【ワイドコンロシリーズ】


ワイドコンロシリーズは、3つの同サイズのコンロを横一列に並べ、加熱調理時の窮屈さを解消したコンロです。コンロを横一列に並べたことで、2人で調理しても十分なスペースがあり、手前に空いたスペースは下ごしらえや盛り付けにも使えて大変便利です。



パナソニック

 

【ほっとくリーンフード】


「ほっとくリーンフード」は、ファンに付いた油汚れを自動で吹き飛ばす機能が付いており、ファンの清掃は10年に1回、油が溜まる「ラクウォッシュプレート」の清掃は年1回で済むレンジフードです。レンジフードの掃除が飛躍的に楽になりました。



ほっとくリーンフード

 

注文住宅のキッチンで後悔しないために

こちらの記事では、注文住宅のキッチンで後悔しない選び方について解説してきました。キッチンには複数の設備や収納が詰め込まれており、盲点になっていることもあったのではないかと思います。



では、実際にキッチンを新しく購入するという行動を起こす時に、何から始めればよいでしょうか。ショールームや住宅展示場に現物を見に行くのはいいですが、あなたがどのようなキッチンを希望しているのかがはっきりしていないと、結局何も決められないまま時間を無駄にしてしまいます。



ここでおすすめしたいのは、自分の希望をしっかりと定めたら、一括見積を取ってみることです。一括見積を取ると、費用の概算や会社ごとのプラン・提案力の違いが分かり、道筋が見えて来ます。

 

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まとめ:自分軸を持って後悔しないキッチン選びを

こちらの記事をここまで読んだあなたなら、キッチンひとつを取っても様々なアイデアが凝縮されており、素材や機能に多くの選択肢があることをご理解頂けたと思います。では、最終的に後悔しないキッチン選びをするにはどうすればよいでしょうか?それは、あなたが自分軸をしっかりと持つことです。



言い換えれば、新しく手に入れるキッチンを通じて何をしたいのか、そのためにどのようなキッチンを希望しているのかを明確にすることです。お客様の希望がはっきりしていればこそ、リフォーム会社やハウスメーカーも良い提案を投げかけることができるのです。

 

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