住宅ローンとつなぎ融資の関係性

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つなぎ融資の意味と役割とは

住宅ローン融資

 

注文住宅を建てる場合、住宅ローンが適用される前に
つなぎ融資というローン制度があります。
住宅ローンは、事前審査の他にクリアするべき条件があり、
すぐに借入れができるわけではありません。
ここでは、つなぎ融資の意味と役割について解説していきたいと思います。

 

 

注文住宅の場合、まず工事を開始するために、
住宅会社に工事着手金中間金を支払います。
目安として、工事着手金、中間金ともに建設費の30%程度です。
その資金を元に住宅会社は工事を進めていき、
完成(竣工)後に残金を支払います。

 

この時、住宅ローンは適用されていないため、
工事着手金と中間金は、現金で支払わなければなりません。

 

 

住宅ローンの適用には原則として、
建物が完成して保存登記されている必要があります。
注文住宅は、建売や中古住宅とは違って建物が完成していないので、
金融機関は、書類上で家として認められていない状態の物件に対して
住宅ローンによる融資をしてくれないのです。

 

 

住宅が完成して保存登記されるまでの間は、
着手金と中間金を手持ちの現金で支払っておき、
完成後に金融機関側が本審査を行います。
本審査を通ることができてやっと住宅ローンが適用され、
金融機関からお金が戻ってくるという流れになります。

 

では、建設費の60%もの現金をどうやって用意すれば良いのでしょうか?

 

 

そこで利用するのが、つなぎ融資です。
つなぎ融資とは、住宅ローン適用前に、前倒しで融資を受けられる制度です。
住宅が保存登記されるまでの間をつなぎ融資で補っておき、
工事が完了して保存登記され次第、
つなぎ融資を受けた金融機関で住宅ローンに切り替わります。

 

 

大変便利な制度ではありますが、
全ての金融機関がつなぎ融資を行っているわけではありません。
金融機関を選ぶ際は、金利よりも先に、
つなぎ融資に対応しているかを確認する必要があります。

 

 

つなぎ融資から住宅ローン適用までの期間は、
初期手数料(8万円前後)と、毎月の利子を日割りで支払います。
つなぎ融資の金利相場は、2.5%~3%です。
住宅ローンに比べると高く設定されているため、
つなぎ融資を利用せず親族から一時的に借用する方もいます。

 

チェック 金利2.7%でつなぎ融資を受ける場合

<つなぎ融資の発生利子>

借入金額/期間

30日

90日

180日

365日

2,000万円

44,383円

133,150円

266,301円

539,999円

3,000万円

66,575円

199,726円

399,452円

810,000円

計算式: 借入金額 × 金利 (年率) ÷ 365日 × 借入期間

 

つなぎ融資を受ける場合の注意点は、
融資を受けてから保存登記をされるまでの金額が、
日割りで計算されることです。

 

 

着工後のトラブルなどによって工期が延びてしまうと、
余計なお金を支払うかたちになってしまいます。
新築現場ではトラブルが起きると長引くことが多いため、
事前に住宅会社やプランをしっかりと精査しておき、
スムーズな家づくりをこころがけましょう。

 

着手金と中間金を必要としない場合もある

 

「着手金と中間金の目安は30%」と先述しましたが、
あくまでも一般的な例であり、割合は住宅会社によって異なります。

 

・着手金30%、中間金30%を必要とする会社

・中間金を2回支払う、計4回払い(25%)の場合

・着手金、中間金ともに必要としない住宅会社

 

私が問い合わせをした中で、タマホームでは、
「着手金、中間金ではなく、契約金として50万円だけ必要です。」
という説明を受けました。(2014年8月)

 

 

この50万円は、後で建設費用に含まれることになります。
これは規模の大きいハウスメーカーならではありますが、
住宅会社の体制によっても、必要なお金が変わってきますので、
契約前の早い段階で確認しておきましょう。

 

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